8月232018

障害者の雇用割合を水増し

今日(8/23)も、台風の影響のフェーン現象で、最高気温35℃超えの暑い1日。
午後からは、台風の影響か曇が多くなり、時折、突風も吹き始めました。
16時4分暴風警報が発令。

台風20号は、21時頃に、”強い台風”のままと徳島県に上陸した様です。
台風の進路は、徐々に東に移動している様です。
その為か、現在(21時過ぎ)は、風もほとんど吹いていません。
予報では、最も近づく深夜の雨は、毎時3mm程度(4時間程度)、風はそれほどでもなさそうです。
大きい、被害が出ませんように・・・。

 

 

驚きのニュースが、数日報道されています。

中央省庁が、障害者雇用促進法で義務づけられている障害者の雇用割合を水増しをしていることがわかった。と。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20180817-OYT1T50078.html

あちこちの県庁でも、同様の事が行われ、次々に謝罪会見が行われている。
今朝の、新聞では、県内の市町村の調査結果も報道され、いくつかの市で、水増しがされていた様です。

 

障害者雇用促進法で義務づけの概略内容は、企業は2.0%、官庁は2.5%が義務付けられ、企業に於いては、ペナルティーもある。

監督省庁である厚生労働省も、水増しをしていたのにはあきれる。

中央官庁、県庁、市町村まで、全滅。
(勿論、ちゃんとした所もあるようです。江津市は、今朝の朝刊によると3.05%で問題無し)
最近の官庁の、この手の物は、担当者は悪びれず隠ぺい体質。しかも、誰も責任を取らない。

 

 

先日、問題になった阿波踊りに付いても、人出の水増し疑惑が・・・。

https://dot.asahi.com/dot/2018082200087.html

「阿波おどり実行委員会」の発表では、今年の8月12~15日の4日間の人出は108万人。
記録が残る1974年以降で最も少なかった。と。
この実行委員会は官庁系で、委員長は市長。

しかし、携帯電話ネットワークで割り出すピックデータによる4日間の推定人出は、日本人来場者:約210千人、外国人来場者:約1.4千人となっている。
ただし、15歳以上70歳代までが対象で、携帯電話を所有していないとみられる子供や80歳を超す高齢者は除外されている。

 

どっちのデーターが信頼性があるでしょうか?
携帯電話から推定するビックデーターからの推定値の方が、当然信頼性は高いと思われます。

なんと、5倍もの水増し。

この様なお祭りとか、花火大会等の人出で、官庁発表と警察発表が異なる事が多々あると記憶している。
その際、必ず官庁系とか観光協会等の発表値が多かったと?

これは、次年度にお客を呼ぶために、多めの発表は判らなくもない。
しかし、このデーターは、通行量調査の様に、きちんと調べたデーターではなく、ある単位面積当たりの人を数え、×何倍(総面積/単位面積)としたものと思われ、相当な誤差を持っている数値と思われる。
しかも、「誰も検証しないし・・・」と、毎年、毎年その誤差が大きくなったのではないかと・・・?

所が、時代が変わり、携帯電話からのビックデーターで、ほぼ正しいデーターが取得できるようになったにも、一度上げたこぶしは、おろせないのかも?

 

そんな事も含め、正しい数値を発表しなければならないものと、多少鉛筆を舐めて良いものとが、ごっちゃになり、障害者の雇用割合を水増しする事になっているのではないかと・・・?

 

最近、大手企業の、検査等に於いての偽装。
官庁系では、文科省の不祥事、今回の大規模な水増し等。
アマチュアスポーツ界の不祥事。

それぞれが、日本の代表的な組織の中心的な方々。
今一度、襟を正し、仕事に誇りが持てる事が必要を感じる。

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