8月292018

えっ、Uターンで300万円

今日(8/29)も、暑い1日。

また台風が発生した様ですね。
まだ進路が決まっていないようですが、来週末に日本に近づく様です。
何事も無ければ良いのですが・・・・。

 

 

政府は、東京など首都圏1都3県(3県はどこ?神奈川、埼玉、千葉?)から地方にUIJターンして就職、起業する人の支援策として、地方創生推進交付金を活用し、1人当たり最大300万円を支給する方針を固めた。と。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082801021&g=pol

Uターンして起業すると300万円・・・・・。

えっ、私の頃は、何も無かったのに・・・。
更には、私の頃(2006年頃)は、色々な事を官庁に相談した方のみがUターン者。
つまり、私はUターン者でもなく、”勝手に帰ってきた人”?

 

一度神奈川に住民票を移すると、Uターン者として対象者になるかな?

 

 

政府は人口の東京一極集中を是正するため、24年度までの6年間で、地方に移住して就職・起業する人や、地方で新規就労する女性や高齢者を計30万人増やすことを目指している。と。

 

しかし、この施策は、どうなのだろうか?
人参をぶら下げて、地方に導くだけ・・・・?

個人的な感想ではあるが、ここ数年、江津市近郊にUIJターンした方で、しっかりした考えを持ち、地域に根付き、しっかり仕事(自営、企業勤めも含め)をされている方も多くおられる。
何人かとは、意見交換をさせて頂い事があるが、素晴らしい若い方が多い。

その反面、UIJターンしたものの、自営を目指したが、再び東京近郊に帰ってしまった方、地元優秀企業に就職したものの、転職を繰り返したりしている方も多い。

 

また、国の施策で「地域おこし協力隊」なるものもある。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000563627.pdf

上記は、厚生労働省がHPに掲載している”地域おこし協力隊の概要”

毎月の給与は、約16万円程度。
住居、車の支給を受けている方もいる様です。

任期は、最長3年で、その間に、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図るものとしていて、資料では6割が、その地に定住していると・・・。

 

6割は、本当かな?
ここ江津市近郊で、地域おこし協力隊の定着率は、相当低いと認識している。
出身地にUターンする方が、この制度を利用し、3年間の雇用を確保している例も知っている。

残念ながら、自分の専門技術をほぼ持っておらず、「イベント等を行い街おこし経験者」的な方が多いと感じる。
従って、街おこしと称して、お祭り的なイベントを行い、瞬間的な訪問者が増えたことで「賑わいが創出された」と評価された方も・・・。
しかし、残念ながら、そのイベントのほとんどが継続されていないと感じでいる。

 

今回の新たな施策の目標値が「24年度までの6年間で、地方に移住して就職・起業する人や、地方で新規就労する女性や高齢者を計30万人増やすこと。」で良いのだろうか?

一時的な対応で、30年度くらいには、「あの施策は、何だったの?」とならなければ良いのだが・・・・。

 

 

一時金300万円に目が眩むことなく、若い方は、自分の考えをしっかり持ち、自分の良いタイミングで、UIJターンをしてほしいと思う。

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