11月152018

公共交通機関の安全性

今日(11/15)は、朝から日差しのある風のない、穏やかな1日でした。
しかし、朝は、放射冷却の為か、結構な冷え込み。

 

 

公共交通機関は、安全との思いはあるが・・・・。
運転手等に、異常事態が起こると、一気に乗客の命も脅かされる事となる。

 

またバスの運転手が・・・・・。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181115-OYT1T50075.html?from=ytop_main8

三重県紀北町の紀勢自動車道下り線高丸山トンネル付近で、走行中の観光バスの男性運転手(46)がうめき声を上げているのに乗客が気づ居た時には、バスは蛇行を始め、運転手が意識を失っていたため、乗客が数人がかりでハンドルやブレーキを操作するなどしてトンネル内で停車させた。と。

 

観光バス等の運転手の勤務状況がひどい為に、事故が頻発し、色々な対策を取られているはずなのに、この様な事故が再び発生した。
今回も、乗客が協力しバスを停止させ、怪我人は無かった様であるが、乗客は、生きた心地はしなかったはずで、必死な思いで、バスを止めたものと思われる。
今回の場合では、運転手は、日常の健康診断や、当日の検診では異常が無かったとの事。

運転手に突然の異常が発生する事は有りうる。
となると緊急時に、乗客が緊急停止させる事が出来る装置が必要ではないかと・・・。

タクシーも同じかな。

勿論、むやみに、その装置を使用される事は問題もあるので、その取り付け方は、十分な検討が必要ではあるが・・・。

 

命を預けていると言えば、飛行機のパイロットも・・・。
パイロットは、副操縦士もいるので、バックアップ体制はとれているとは思うが・・・。

 

国内線パイロットのアルコール検査のため新型の感知器を導入した昨年8月以降、19件で基準値オーバーを感知し、このうち12便で交代の操縦士の手配に時間がかかるなどして運航が遅延していた。と。

https://mainichi.jp/articles/20181115/k00/00m/040/193000c

日航の内規は、乗務開始前12時間以内の飲酒を禁じるとともに、乗務前の呼気検査を受けるよう定めている。

アルコール検査が新型になって19件のオーバーは、新型機になった為なのか、上記の日航の内規を守っていなかった為なのか?
もし、内規は守って12時間以内の禁酒でないとすると、内規の訂正が必要になると思われるのだが・・・。
例えば、内規は、12時間だが、10時間でも今までは問題無かったが、新型器になって、基準値オーバーが出る様になったのであれば、当然内規違反となると思われる。

 

いずれにしろ、基準値オーバーで、搭乗されては、我々の命が危ない。

 

先日は、日航の副操縦士が、ロンドンで英国の基準の10部を超えるアルコールを検出され英国に逮捕された事件が有った。
英国側の検査の約1時間40分前の日航による検査で異常はなかった。としているが、自社試験を上手くすり抜けた可能性が高い。

同様の厳しさを日本でも実施する成り、すり抜けの出来ない検査方法を確立してほしいと思う。

 

とにかく、公共交通機関は、100%安全である必要がある。

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