11月292012

三菱重工と日立が・・・。

今日(11/29)は、朝から曇りがちの天気。
夕方、ちょっとだけ雨も。
曇りの為か朝の冷え込みが無かった。
先ほど、ウェザーニューズ社週間天気予報を見てみると、12/5に、今シーズン初の雪マークが出ている。
今年は、当初暖冬の予報だったが、エルニーニョが消えたとかで、一転寒い予報になっている。
いよいよその寒い冬に突入だ。

午後から企業指導で3か所ほど訪問し帰宅すると、ビックリニュースを発見。
三菱重工と日立の火力発電事業が統合すると。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121129/biz12112915400012-n1.htm

私が、火力発電所の設計を始めたころは、ボイラで作った蒸気でタービンを回転させて発電する方式が主流となっていた。
タービンおよび発電機メーカーは、東芝、日立、三菱
ボイラメーカーは、IHI、バブコック日立、三菱重工
各発電所では、客先から発注方法より、組み合わせは様々。

その後、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクル方式が、主流になって、ボイラーがHRSGに変わったことにより、タービン・発電機メーカーがHRSGも手掛けたり、ボイラーメーカーがHRSGおよびタービン・発電機まで取り組み始め形態が変化して来た。

記事にもある世界の2強は、GEとシーメンス。
日本では、東芝、日立がGE寄り、三菱がシーメンス寄りで、火力事業の業績が悪くなったときは、「日立と合併だな」なんて、勝手な事を言っていて、三菱重工と日立という選択の余地は無かったのだが・・・・・・。

市場、技術範囲を両者が補填しあい、まだまだ電力の伸びが期待できる海外へ勝負を挑む。

衆議院選挙で、経済対策を論じている様な、論じていない様な・・・。
企業は、独自に自社の将来を睨み、生き残りを掛けた対策を講じている。

しかし、驚きました。

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