3月252013

理系を育てる施策

今日(3/25)は、多少冷たい風が吹いていたものの、時折晴れ間もある天気。

自民党の教育再生実行本部が、文系を含むすべての大学入試で理数科目を必須とすることや、小学校の理科の授業をすべて理科専門の教師が行うことを提言することが24日分かった。との事。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130325/plc13032501310000-n1.htm

「小学校の理科の授業をすべて理科専門の教師が行う」は、ナイスアイディアだ。
理科とか世の中の技術の事に無頓着な文系出身の先生がテキストに書いてある事だけを教えるよりは、かなりの効果があると思う。

しかし、「文系を含むすべての大学入試で理数科目を必須とすること」はどうだろうか?
一理は、あるとは思うが、昔の関数、微分積分の様な入試であれば、必要性は感じない。
文系でも、将来経営者になる方も多い。経営者であれば、当然経営数値に強くなる必要がある。
数値に強くなることと数学が出来る事は、明らかに違う。

理系離れが進んているとされる今、色々な対策を打つ必要はあるとは思うが、テスト勉強だけをさせれる様な施策を進めない方が良いと思う。

4件のコメントがあります。

4 件のコメントがあります。

  1. にわしん 2013/03/26 2:27:08

    文系出身者から一言。どうも今の世の中、理系だの文系だのとレッテルを貼付けたくて仕方がないようですね。どうしてなんでしょう?別に理系の人でも小説家に転身してしまう人もいるし、文系出身者でもIT関連の仕事に付く人も少なくありません。文系、理系という区分けに何か意味があるのでしょうか?私見ですが、そんなもの全くありません。

    随分以前から日本の教育については、あまりに古い教育システムがはびこり過ぎているので変革が必要だと言われ続けていますが、実際に具体的な案が出されたことは一度もありません。もう21世紀だというのに、学校のシステムは私の子供の頃と何ら大きな変化はありません。少なくとも50年以上、基本的なシステムに変化はありません。

    小中高一貫の無学年システム、飛び級、外国人教師の導入などやれる事はいくらでもあります。アホな公務員や官僚が考えるアイデアではもう限界があります。海外の例を見習ったりして日本独自のシステムを大至急考えて実行に移すべきです。一部の私学では上記のシステムの一部を導入している所もあるようですが、今のところは少数派のようです。

    学力の低下が叫ばれている昨今、これは今の若者たち自身の問題もあるでしょうが、何十年も変わらない日本独自の古い教育システムにも大いに問題があります。英語教育が良い例です。マトモに外人と会話もできないような教師が英語を教える。ほんとうに変な国です。早急なる改革をすべきと思います。そう、手遅れになる前に。もう遅いかもしれませんが・・・。

  2. 3歳からの同級生 2013/03/26 8:15:17

    花田屋 様

    にわしん様の強烈な意見に拍手です。

    新しい事に取り組もうとすると、必ず出てくるのが”今まではこうだった””前例がない”・・。
    これからどうしようという時に守りの姿勢でどうするの?

    検証や議論は必要です。
    でも、やってみなくてどうするの?

    我が社は今回の提言もいいチャンスと捉えて進みます。
    面白い事になってきた!!

  3. 花田屋 2013/03/26 10:14:34

    にわしん様

    厳しく書いていただきありがとうございます。

    確かに、ビジネス上においては、文系と理系に分ける必要はないと思います。
    ITシステムは、技術者だけが開発しているのではなく、利用者(文系の方である事もある。)も含めた開発でないと上手くいきません。

    教育制度には、問題があるとみんな感じていると思います。
    特に、英語は、間違いなくそうですね。
    私は、英語が嫌いで嫌いで・・・・。
    文法なんてどうでも良くて、実生活に遭った会話を教えてくれていれば、少しは会話できるようになっていたと思います。
    入試の為には、そうはいかなかったのだとは思いますが・・・。
    という私が、海外出張時には、手振り身振り少しの英単語で何とかなった事を覚えています。
    実生活から入れば、英語は上達すると思います。
    語学は、生活するための手段ですし、理屈は要らないと思うのですが・・・。

    これからのグローバル世界を日本が生き抜くために、どのような教育が良いのか?きちんと検討してほしいですね。
    テストの為の勉強は、3日したら忘れてしまいます。

  4. 花田屋 2013/03/26 10:18:10

    3歳からの同級生様

    >検証や議論は必要です。
    でも、やってみなくてどうするの?

    「いつやるの?」「今でしょう。」と付けたしたくなりました。

    貴社は、前向きに色々な提案をし続けて下さい。
    期待しています。
    ビジネスチャンスですよ。

トラックバック URI | コメント RSS

コメント