8月242013

水害の後

朝 から、下記新聞記事の様に”江津市”という言葉がTV等でも飛び交った。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130824-OYT1T00190.htm?from=ylist

午後から夕方に掛けて、各社の報道が来て取材を行っていた。
夕方には、レポーターの所太郎氏が町内を取材しておられた。

朝から、各方面の皆様からご心配頂き、たくさんのお電話やメールを頂戴いたしました。
お気遣いありがとうございました。

我が家は、床下に10cmの浸水で済み、かつ1時間ほどで水が引いていますのでそれほどの影響はありませんでした。

周辺としては、国道9号線が数か所で通行止めになっており、JRも山陰本線、大田~益田間、三江線は全線が運転見合わせとなっている。
その他、県道、市道等もあちこちで土砂崩れが発生している様だ。

短時間で、集中的に雨が降った事が原因と考えられる。

 

今回の町内としては、少ない被害でしたが、その中で気がつかせていただい事がいくつかあった。
今回は、私としては、昭和47年の水害以来の経験となり、忘れていたことも含め色々と気づかせてもらった。

まず、一番疑問だったのが排水ポンプが起動しなかった件。
町内の何人かの方とお話ししましたが、「排水ポンプが起動しなかったから水が出たのだろうか?」と言われる方が多数おられました。 当初の私の認識と同じでした。(私は父親から聞いた様な?)

しかし、現在の情報を整理すると、排水ポンプは、江川の水位が高くなり、逆流を防止するために水門を締めて、その後江川に流すことの出来ない水を汲み出すのだそうだ。
つまり、今日の明け方の水位程度では、ポンプの起動水位に達せず起動できないのだそうだ。
現在の設備の状態を初めて理解した。
更に、昨年、鉄砲水を防止するために、本町側の水量を増やして流せる土管を地中に埋める工事を行っていたのは、このためだったと理解した。
しかし、効果が無かったのか、雨量がそれ以上だったのかは不明。

いずれにしても、今のままでは、今回レベルの雨量があった時の鉄砲水は、防止できないという事が判った。
将来、設備等の改善を行うのか?
設備設置の内容が住民に十分説明されていたのだろうか? Uターンしてきた時は、「堤防が出来て、もう水害は無いからね。」皆さんに言われ水害が発生する意識が薄くなっていた気がする。
もう一度、今回の事象を検証し、町民に説明する必要を感じた。

次は、避難勧告の件
恐らく、防災無線で放送されたと思うが、雨音でほとんど機能せずだった。
後は、江津市防災メール。
今回は、3時18分に配信された。
私は、枕元に携帯を必ず置いており、配信に気がついたが、まさか我が家に浸水があるとは、全く気がついていなかった。
これは、前述の排水ポンプの事もあった為か・・?
数分後に、トイレに行ったために、その事実をたまたま知った。
その後、町内の連絡メールを配信したが、後になって全く気がつかなかったという方や、携帯は台所に置いていたという方など。
災害が、深夜に発生した場合の対処方法を検討しておかないといけないのかも?

今後、災害に対しての対応方法等が確認できた気がする。

明日の明け方も、少し強い雨が降る事が予報されている。
ほどほどの雨量で、済む事を祈りたい。

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