12月162007

30年ぶりの再会

投稿者: 12:36:03 カテゴリ:店主のまわり,店主ブログ

浜田市役所の5階、議員控え室等があるフロアーのロビーで待ち合わせだ。
友人は、現在浜田市市会議員の渋谷氏だ。
高校時代の同級生だ。30年ぶりの再会であったが、昔の面影がありすぐわかった。
彼は、昨年目の病気をして、現在極端に視力が低下し書類を見るのが大変そうであったが、元気である事で安心した。

話は、政治家らしく、
「江津はどうよ?浜田も江津も大変なんだよ。」
と市内状況の雑談からスタートだ。
「仕事は、どうした?」
「携帯連絡網等を用いたITコンサル的な事をやってる。」
「最先端だな。このあたりは、弱いところだから是非頑張って普及させてほしい。」
と激励を受けた。
同級生も、ほとんど都会で就職したままで人材不足らしい。
市会議員3期目との事で、政治家らしい雰囲気が出ていた。頼もしい。
先日、東京都の法人税3000億円を地方に・・・。と言うニュースが流れていたが、やはり都会の税収は、膨大で”金”で解決できる事も多いのだ。ここでは、それもままならず、大変な様である。
「次回は、ゆっくり食事でもしながら」と約束し別れた。

浜田市は、Uターン後、2回目である。とは言っても、1回目は昨年度分の確定申告に行っただけで市内は歩いていない。
浜田市は、私の住む江津市から西に20kmの石見地区最大の市だ。とは言っても人口は、6万ちょっと。
高校時代3年間通った、思い出の地である。

今回は、渋谷氏に会うまでに少々時間があり、30年前は、一番の繁華街であった新町、紺屋町、朝日町を歩いてみた。
「これが一番の繁華街?」
と思うほど、シャッターが降りている店が多く、寂しさを感じた。
とは言っても、当時は高校生で、もちろん夜の街を知っている訳でもなく、かつ高校から少し離れていた事もあり、それほど知っているわけでもないが・・・。何軒か老舗の和菓子屋さんとか古いたたずまいの店が残っていた。
ぷらっと入った喫茶店で聞いてみると、
「郊外に出来ている大型スーパーの近郊がやはり一番にぎわっています。駅前が、少し元気になりかけています。」

江津市も浜田市も人口減少が進み、活性化が課題になっている。
施策は、いろいろとやっているものの”これだと言う薬”は、もちろん無い。
しかし、この活性化に貢献できる”私に出来る事”を考えさせられる1日となった。

渋谷君の視力は、回復の可能性が少しは残されている様で、全面的な回復する事を期待したい。
また、良い友人と再会できた。感謝。

2件のコメントがあります。

2 件のコメントがあります。

  1. 新聞屋の所長 2007/12/16 14:48:17

    最近は、浜田の市街地に足を運ぶ事もほとんど無いので、街の様子が分からないが、大型店の影響はどこも大きいだろうな。
    小さな小売店には、小さな小売店のやり方が必要な訳で、大型店との差を明確に出来なければ、当然淘汰される事になってしまう。
    このやり方で全てOKなんて必殺技がある訳ないが、特性を徹底的に全面に出すことが絶対に必要なのだ。
    携帯情報サービス『ルコレ』の展開でよく分かるのだが、まだまだ、自店の特性を明確に情報として発信する事に店主の発想が付いて来ない。
    個性を見つけ、それをターゲットを絞って発信する。
    ただ店を開けて、商品をならべて客を待っているだけでは、いずれシャッターを閉める事になる。
    インターネットは発信の手段であり、問題は中身だ。
    ここを、実現するのが君の仕事だね!

    話は違うが、相変わらず堂々と『スパー』と記述してるな。私のブログのコメントもそうだが、ただの入力ミスではなくなっているのは・・年のせいかな?

  2. 花田屋 2007/12/16 15:30:11

    新聞屋の所長様

    そうだな。「スパー」になっておったね。勝手に直したが・・・。
    「スーパー」と手が動いていないみたいだね。
    やっぱし年かな。お互い気をつけような。
    ミスタッチの見つけあいしてもかっこ悪いので・・・。

    そうだね。小店舗は、難しいよね。
    他(特に大型店)と差別化の商品を売っている店も少ないし。
    特殊製品の市場があれば、それを前面に打って出る手もあるのだろうが・・。悩みどころだよね。
    単に、跡継ぎが居なくて閉めた店もあるだろうが。

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