8月202014

広島で大災害

今日(8/20)は、朝から蒸し暑い1日。
秋雨前線が、居座っている様で毎日はっきりしない天気が続いている。

 

その為に、各所で土砂災害等が発生している。
昨晩は、広島で大災害が発生してしまった。
22時現在で死者36名となった。
報道を見ると、地域丸ごと跡形もなくなっている土砂災害地域も・・・。
凄い規模だったことが伺える。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140820-OYT1T50117.html?from=ytop_top

昨年、江津市でも豪雨があり被害が出ており、その速さは体感している。

急に雨が降りだし、一気に降った場合、その対応は厳しいと感じる。
しかも、今回は夜中。

避難勧告が出る前に、土砂崩れが発生していたところもあったと報道されているが、それが大災害につながると判断し、避難勧告を出すことは厳しいかな?
法面センサーは、コストが高く、全ての所には設置できていないのが事実。

当日の近郊の雨量を調べてみると、2時頃から一気に雨量が増えている。
2時頃から冠水の119番が入り始めたとの事で、その連絡等で市の職員が緊急出社し、3時30分対策本部設置、4時頃避難場所開設となっている。
かなり頑張った対応と感じるのだが・・・・。

広島市は、避難勧告が遅れたと認めたとの報道もあるが、仮に避難勧告が出ていたとしても、夜中で雨の中、指定された避難場所まで行けたかどうか?
また、過去の避難勧告が出た際の、避難率は、極めて低い事も事実。

官庁の避難勧告等も重要ではあるが、その時、その地域にいる方に適切な情報を提供する事が重要だと感じている。
今回も、防災メール等を流したとあるか、それだと登録している方だけへの連絡となる。
旅行者等の外部から入っている方は、無視して良いのか?
携帯電話会社がエリアメールシステムを無償で官庁には提供するとしているにも、その活用が進んでいない。
3.11以降、防災意識は高まっているが、まだまだシーン別の検討が出来ていないと思われる。

自分で、危機管理をする事を心がけなければならないと感じる。

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