11月202014
横浜市の失態
今日(11/20)も、穏やかな天気。
昨日、今年の流行語大賞の候補50が発表された。
大賞は「ダメよ~ダメダメ」とのもっぱらの噂。
それは、大賞発表時の楽しみにして・・・。
今回の50の言葉の内、例えば「ゆず」
言葉は、当然知っている。しかし、何故流行語になっているのか不明。
そんな言葉が、いくつもある。
更に、言葉そのものが判らないのも・・・。
そろそろ、流行に付いて行けなくなっている証拠だろうか?
先日、”千葉の旧友”君から横浜市の失態の記事が送られてきた。
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/141101/evt14110108000036-n1.html
今年の台風18号の時に、2人が死亡する大きな土砂被害が出た。
その場所は、違法工事がされたにも、市役所の人事異動により引継ぎがなされなかったために、3年以上放置された状態だった。
名誉挽回するべく、台風19号時には、土砂災害危険地域等の状態がHPで確認できる対応をおこなった。
19号が近づき「土砂災害の危険があるため、次の対象地区に避難準備情報を発令しました。対象地区はHPでご確認ください」とのエリアメールを配信した。
ここまでは、良かったが、その後アクセスが集中し、HPが見る事が出来ない状態に陥った。
HPに情報を載せる際の作業を役所内だけで行ったのかは定かではないが、いずれにしろ基本計画仕様を考える事が出来ていなかった様だ。
「サイトを運用するサーバーの同時アクセスの上限容量は約4千件。職員は非常事態に対応するため急遽、サーバーの容量を拡大したものの、“焼け石に水”だった。容量が重い地図情報を撤去したところ、ようやく症状が改善した。」と。
記事、冒頭に有る「危機管理室が聞いてあきれる」「これだからお役所仕事は…」と言われても仕方ないと思う。
横浜市は、今回はエリアメールを配信したとあるが、今から15年ぐらい前に、他地域より早く、市が運営する「防災メール」の運用を開始したと記憶している。
メールアドレスの確認や、メール受信確認として、災害時のみの配信だけでなく、1か月に1度程度のメールを配信するとなっていた。
更には、民間の災害時の対策等のコンサル会社と提携し、災害に対して最先端を走っていたと認識していたが・・・。
組織全体が、いつ発生するか判らない災害に対しても、真摯に取り組んでいるかが、見えてしまう事例だったのかも?
私の立場は会社の中での横浜市。
この短い記事の断片からでもツッコミどころ満載の失敗事例です。
しかしこのような取り組みは賞賛されるべきところ。
今回の失敗を次回に活かして欲しいと思います。
千葉の旧友様
確かに、ITを使っての住民への情報連絡に取り組んだところは、賞賛したいと思います。
災害に対して、本文でも書いた通り、早く取り組み始めていた横浜市。
これは、他の市町村は見習うべきところ多いと思います。
私が、特に失態と言いたいのは、人事異動で引継ぎミスが在った事です。
中には、一生懸命災害に対して取り組んでいる方が居るのだとは思うが、その反面お役所仕事をしている人がいるのではないかと思われる所です。