12月242009

公立高校の授業料

投稿者: 23:49:08 カテゴリ:店主ブログ,社会の出来事に

2010年度から、公立高校の授業料を徴収しない事が決定したようだ。

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091223AT1G2301O23122009.html

私立高校には、年収350万円以下の家庭には上積みとの事。

公立高校の授業料は約1万円/月程度。私立高校約5万円/月程度らしいです。

高校は義務教育では無いが、今やほぼ義務教育に相当するほどの進学率。
この不況時で、かつ少子化対策としての一面もある。
“国民全員で子供たちを育てる”ということで、その為の税金投入。

財源が厳しかろうとも、これは良い対策と思える。

しかし、子供手当てを含め、これらの対策は暫定対策としか思えない所もある。
この経済衰退を止めない限り、”焼け石に水”になりかねない。

大雑把に言うと、都会にある大企業の下請け企業が地方に分散しており、収入は都会高地方低の構図。
大学、専門学校等の教育期間は都会に集中。従って大学、専門学校に掛かる費用は、都会低地方高(都会の方は自宅からの通学可能な所が多い為)の構図。
更には、地方は中小企業が多く求人が少なく、Uターン比率が低くなり人口減少、高齢化率UPの構図。

各地方は、少ない資源の中から誘致補助金等を出して、工場誘致合戦を繰り広げている。
しかし、なかなか上手くいかない所もある様だ。
(ここ江津市も上手くいっていない地域だと思う。)

ここで提案。
上場企業等の大手には、「従業員のある%は、地方に分散させなければならない。」との義務を課してはいかがだろうか?
つまりは、工場を地方移転と言う事だ。
(製造会社以外は、別の方法を考える必要があるが)
それにより、その企業の法人税を割り引く事がご褒美。
(都会近郊地域移転は1%中国九州地区は3%と割引率を変える必要もある。)

こんな事でもしない限り、島根も含め地方を復興できないのではないだろうか?
とは言っても、すぐに出来るわけではなく10年以上の執行猶予はいると思うが・・・。
このアイディアは、どんなもんでしょうか?

6件のコメントがあります。

6 件のコメントがあります。

  1. 都会に近い田舎の先輩より 2009/12/25 0:48:46

    工場の地方分散化に伴う、物流コストを考えた場合には無理…?
    製造業は輸出を対象にせざるを得なく、労務費や円高的な要素を考慮すると、更なる、コストダウンを考えると厳しい。
    従って、地域性を有効に活用し反映を考えるべきテーマの発掘が必要では無いのでは・・・?
    何とか、地域性を生かし、Uターンへの財源を含めて、考えたいものです・・・ネ。
    周りの特性を何か忘れていませんか・・・?
    現行の大企業は、集約と縮小を図るべく効率化計画を展開している為に、これからの企業に期待と発展・発掘を考えれば、近くに何か有るのかも解りません~ネ。下請け的な発想は、今はダメかも~?
    ①ゆとり有る老後と介護施設的な発想→老人ホーム・冠婚葬祭施設
    ②食品加工への発掘→名産品と新品種の発掘(クラゲ)
    ③地域性を有効に活用・発想→観光・レジャー・ギャンブル
    ④国家的予算の捻出→教育予算・防衛予算等
    地域活性化への取り組みの可能性大・・・?貴方の出番が沢山有るのでは無いでしょうか→頑張って下さい。

  2. 花田屋 2009/12/25 7:56:03

    都会に近い田舎の先輩より様

    おっしゃるとおりです。
    地域には、資源が眠っているのも確かです。
    しかし、その活用が100%成功するとの確約も無く、リスクも大きいのです。
    おそらく、各地方でも色々と検討し数々の施策を打っている所です。
    それほど、簡単ではないのです。

    勿論、企業は輸送コストその他を考えて、工場を誘致している事も知っています。
    かなり乱暴な提案とも理解しています。
    しかし、高速網も完備しつつあり、通信網も完備してきた今であれば、リスクの少ない地域もあるのではないかと思っています。
    地方を跳び越して、一気に海外でなくても良い企業もあるかと・・・・?

  3. 都会に近い田舎の先輩より 2009/12/25 11:37:47

    問題発掘の指導者が、現状のリスクを恐れ・考えたら、新規開発や開拓は出来なく成るのでは・・・?
    更に、挑戦意欲が現状維持は、二番手に終わるのでは・・・?
    今の山陰地方では、江戸末期の徳川では無く、安土桃山の攻撃を考える時期では…?
    *リスクは実行・課題整理時の抜本的な開発が必要で、仕組みの構築を試みるべきの次の段階での、プロジェクトベース調整でも良いのでは無いのでしょうか・・・!
    地場産業の発展と今後の開発を楽しみに…?今の雇用開発には、チャンスかも→頑張って下さい。
    北海道の飴作りから考えれば、山陰特有の国内向けを考案されるのも・・・?(楽しいのでは!)吉報を期待しています。

  4. 新聞屋の所長 2009/12/25 18:26:01

    代々続いた秘伝の醤油を造れ!

  5. 花田屋 2009/12/25 20:16:13

    都会に近い田舎の先輩より様

    私は、各々の新規開発努力等を否定しているわけでなく、その努力を諦めている訳でもありません。
    日本を早期に平準化するアイディアとして少々述べたのみ。
    勿論、その提案に無理がある事も認識しているつもりです。

    新たな人材教育なり、新たな改革にまい進するつもりですよ。

  6. 花田屋 2009/12/25 20:20:04

    新聞屋の所長様

    秘伝(?)の醤油の復活は無理!!
    どの口が言うかね?

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