3月272010

身だしなみとは?

投稿者: 0:00:20 カテゴリ:店主ブログ,社会の出来事に

ちょっと気になる記事を見つけた。

今、何かと話題の郵便事業会社での事。
長髪、ひげを切る様にとの指示に従わなかったと、手当てをカットされたことに対しての裁判があり、「ひげは、違反では無い」として、郵便事業会社に賠償金支払い命令を出したの言うのだ。

http://www.asahi.com/national/update/0326/OSK201003260078.html

上記報道では、この方が、どのような業務についていたか、髪の長さ・ひげの程度、更には支店の”身だしなみ基準”の書き方、従業員への指示方法等不明な点が多く、良いとも悪いとも判断しづらい。

身だしなみの事では、スノーボード選手の国母問題が記憶に新しい。

最近のTVの芸能人ファッションからすると、”身だしなみ”の判断は非常に難しい。
私が、嘱託勤務する職能短大の学生を見ると、国母ファッション、ピアスの生徒は、山ほどいる。
サラリーマン時代、ひげ面の方もちょいちょい居た。

「社会人らしい身だしなみ」と言う定義は?難しい。
サラリーマン時代、カジュアルデーなるものが出来て、オジサンはカジュアルに付いていけず、いつものネクタイ姿だった様な・・・。
しかし、若者はジーパン、Tシャツ。
カジュアルデーとは言え、ジーパンは駄目では?との論議も出た記憶がある。
ましてや、私の所属はお客様に出向く仕事。
カジュアルデーでも、ロッカーにスーツ、ワイシャツは、準備しておくようにと・・・・。

クールビスの時でさえ、しばらくはお客様側会社の対応をに併せる為ネクタイ持参。

ある日、部下が茶髪状態にして出社してきた事があった。
「お客や、社内の人、一人たりとも不快感を感じないと言う自信があるか?」
「すいません。少しやり過ぎました。」
と、次の日に黒く染め直してきて、一件落着した事があった。
その時、従って居なかったら、出張禁止でかつ、次の査定は×にしていたと思う。
その当時、明確な身だしなみ基準は、無かった。
彼が、客先に行く業務でなかったらどうだっただろうか?

私は、業務により接する相手が不快感を感じない事が基準となる様な気がする。
明確な基準は作れない。
この基準は、時代とともに変化して行くのだろう。

今回の判決で、基準が少し動いた気がする。

2件のコメントがあります。

2 件のコメントがあります。

  1. 新聞屋の所長 2010/03/27 8:02:55

    ビジネスに於ける身だしなみは、会社というより職種で左右されるものと思います。
    勿論、社の規定があればそれが全社員に適用されて然り。
    法律ではなく、あくまで自身が身を置く組織の規定に従うのがまずルール。
    その上で、時代の変化に応じて見直しされる事もあるでしょうし・・

    私も以前にSE(システムエンジニア)の入社面接の際に
    耳にピアスをした若者が来た。
    客先に出向く際は外す事! を条件に採用した。
    勿論、採用面接にピアスで来る事自体は問題でしょうが
    いけない事と知らない者に、それはダメだよ!と教えて、それに従う事が出来れば良い訳です。

    ヒゲは手入れをしている者はOKですよ!

  2. 花田屋 2010/03/27 9:36:55

    新聞屋の所長様

    そうですね。
    私も、そう思います。

    ひげの、手入れの判断は難しいですね。
    頭がぼさぼさ、服装もだらしない人の無精ひげは、勿論醜い。
    その逆は、無精ひげ(本人は手入れしていると言うのかな?)すら、かっこ良く見える事もある。

    東南アジア等に長期出張してくると、ひげ族が増える。
    そんな感覚があります。

    いずれにしろ、商談相手がどう感じるか?なのでしょうね。
    とは言っても、商談に出ない社員が、皆国母状態だと、私は、注意するだろうな?

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