4月162008

後期高齢者医療保険

今年の4/1から『後期高齢者医療保険』とかの制度が始まった。

この制度について、”低所得者層の負担が増えた””法案整理時の当時の小泉首相の説明と違う”等のご意見が様々出ている。
父は、私の扶養(現在東芝健保の任継中)から外れ、父の保険料が新たに発生した。
我家の発生費用の増加だ。

しかし、この制度の良し悪しは、詳細が良く見えていない事もあり、ここでは差し控えたい。

昨日、下記の『後期高齢者医療保険料の徴収方法について(お知らせ)』が送られてきた。
後期高齢者医療保険料の徴収方法について
これが何とも判りにくい。一度読んでみてくれませんか・・・。

父(88歳)に試しに、
「理解できる?」と渡してみると開口一番
「こんな小さい字が読めるか。」
「確かに。ムシメガネで読んでみて」
しばらく読んでいたが
「何が書いてあるか良く判らん。」
と途中で諦めてしまった。
父は、まだボケてはおらず、それなり事は理解できるはずだが・・・・。

ご丁寧な文面ではあるが、だらだらと書いてあり”起承転結”に掛けている。
更に、どっちなのと言う項目が多い。

添付の記号を参照して見て頂きたいが
父は、今回特別徴収にならなかった理由としては、C部に対応するはず。
B部 ”いずれかの条件により・・・・・。”
該当せずの判断をしたのだから、どの要因かははっきりさせるべき。
D部 ”平成20年10月から特別徴収又は普通徴収となります。”
どちらなのかはっきりするべき。
E部”平成20年7月から普通徴収となる可能性がある方に・・・”
父は、C項に該当のはずなので平成20年10月からの徴収
と言うことはこの項に該当せず。

つまり父は、10月からどのような徴収になるのか不明。
まぁー、支払いができていなければ督促が来るでしょうから、ほったらかしにする事にします。

その他
F部”凍結となっておりますので”
凍結の意味が不明、別途別請求があるのだろうか?
E部
冒頭は(お知らせ)と書いてあるにもかかわらず、”普通徴収になる可能性がある方は、口座振替の手続きを申し込みを”うたっている。
更に、その銀行手続き書類が同封されていたが”国民年金”の項目はあるが、後期高齢医療保険”の項目が無い。
(項目が無いと言うことは、従来の手続き書類をただ同封しただけで、説明とか書き方とかは、一切同封されていない。)

こんな文面を送っているとすると問い合わせが多くなり、役所の仕事が増えるだけだと思うのだが・・・。
それなりの上司がチェックした文章だろうか?


今回のこの制度は、社会保険の扶養者まで変るとは認識していなかった。
作年末あたりからだったかTVで
「75歳以上の保険証が変ります。」とのCMは、何回か見てはいたが・・・。
3月中頃、東芝健保組合から
1)市町村届出用『健康保険資格喪失証明書』
2)『扶養者の脱退届け』の用紙
3)保険証が不要になった時に返還願い
の以上が送付されてきて、
「父も対象だったんだ。」と初めて認識した。しかし、1)項の『健康保険資格喪失証明書』を市役所に提出しに行った所、
「既に、保険証は発行済みで、この書類は不要ですが、一応預かります。」
不要なものをわざわざ提出させるな!!
社会保険組合への指示と市町村への指示がアンマッチなのだろうか?

その後、3月末に保険証も無事届き、4/1の父の定期通院時には、何も問題は発生しなかったが・・・・。

今回の対応は、私でさえ理解に苦しむのだから、75歳を超したお年寄りには厳しすぎると感じる。

特別年金便が、大変不評であるが、我家には未だ届いていないので、その判りづらいと言われる文面はめにしていないが、今回の書類を見て予想できる。

役所担当者は、”とにかく何かしら送付しなければ”の意識だけで、真剣に取り組んでいない事を暴露している様なものだ。

税金で仕事しているのだから、しっかりしろ。

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