8月102010

残念 有福温泉の火災

8/8 午前8時過ぎに、有福温泉の旅館等4棟を焼く火災が発生した。

http://mainichi.jp/area/shimane/news/20100810ddlk32040535000c.html

宿泊客や住人は、避難して無事だった事が幸いだった。

下記写真は、2年ほど前に尋ねた際に街並みを写したもので、小川屋さんの奥にある今は廃業されている和田屋さんと、その裏手にある2軒の旅館が焼失した。

下記写真の高台にある御前湯は、放射熱により窓ガラス等が破損し休業している。

火災原因は、確かな報道が無いため判らない。
原因は、さておき1/19に”生まれ変わる有福温泉“にて紹介したとおり、旅館協会の若手が頑張り再生を目指していただけに残念。
石見銀山、アクアス等からも近く、今後更なる観光化を目指す地域としては、宿泊設備は絶対に必要となり、その頑張りに期待していた。

有福温泉は山間に有り、その立地だけに火災は燃え広がりやすい地域。
しかも、道が入り組んでおり消防車が入りづらい問題も。
このところの雨の降らない天候で、木造も乾燥仕切った状態だったと推測できる。
有福近郊の消防団に所属している人も、応援に駆けつけられたとの事で
「あんな強い炎は、初めてだった。これだけの被害で収まったことが奇跡だったかも・・・。」とも言っておられた。

若手経営者は、「この火災にめげずに頑張る。」との意思を表明しているものの、火災による風評被害を心配しているとの事。
被害の無かった旅館は、営業している様です。

今日(8/10)の報道では、溝口県知事も出来る限りの応援をするとの見解を出している。

頑張れ、有福温泉!!

6件のコメントがあります。

6 件のコメントがあります。

  1. 新聞屋の所長 2010/08/11 6:51:40

    名湯復活に向け、色々と取り組みを始めたばかりのこの時期の火災。気の毒でなりません。
    写真の小川屋さんの奥側の旧旅館からの出火だったんですね・・

    小川屋さんは、まだお袋が元気だった時に古希の祝いに宿泊しました。もう10年前の事・・・
    お袋と横山さんと、南口のおじと3名を招待し、私と女房と子供2名。
    深夜0時過ぎに一度新聞配達業務の為にお袋と一緒に店に戻り、また明け方に旅館に戻り・・・でしたが

    久しぶりにゆっくりした場所です。

    風評被害は心配ではありますが・・・不幸な事故ではありますが人命被害がなかった事は幸いです。

    あの口蹄疫被害で大打撃を受けた宮崎。高校野球宮崎代表の延岡学園が本日の第1試合目に甲子園に登場します。
    口蹄疫の被害拡大を防ぐために、対外試合も禁じられ、選手権宮崎大会も一般客の入場を禁じられた中で、高校野球に青春をかけた宮崎代表の彼らに、全国の人が応援をする事でしょう!
    (対戦相手の大分工には気の毒ですが・・・)

    被害の中、懸命にその復興に努力する姿に人は感動するものでもあります。
    有福温泉もそうあって欲しいと願いばかりです。

  2. 花田屋 2010/08/11 7:51:01

    新聞屋の所長様

    思い出の土地なんですね。

    風評被害が心配です。
    それと、今までの景観が失われ、どう復旧するのか?
    問題が更に増えてしまった感じです。

    復興に向け、頑張ってほしいと思います。
    更なる観光地を目指す地域としては、必要な温泉なのです。

  3. 三歳からの同級生 2010/08/11 9:35:06

    花田屋 様

    出張中の香港でNEWSを聞き、驚きました。
    家内のメールで知り、NHKの国際放送でも確認しました。

    けが人がいなかったのが幸いですが、有福温泉には大きな打撃です。
    一日も早い復興を祈るばかりです。

  4. 花田屋 2010/08/11 17:52:21

    三歳からの同級生様

    香港のニュースでも報道したのですか・・・。
    そんな事に、びっくりしている場合でなく、本当に大きな打撃です。
    御前湯は、ガラスを入れ変えて、営業を再開した様です。

  5. ぺロ 2010/08/12 11:50:25

    火事の朝、田中市長がある葬儀の席を中途で慌しく退席されたのでどうしたのかなと思っていたところでした。
    初めてで失礼します。平成三年に一年の予定で江津に仕事に来て、来年で二十年になりますが、周りからは未だ余所者と見られています。昨春、定年卒業の予定でしたが、成績不良で留年になりました。
    土曜日曜は市内(跡市、川波、川平、渡津、浅利、千田、有福辺りのクルマの通らない道)を散歩し、有福か上津井の湯に入るのを楽しみに過ごしています。有福ではここ数年は「やよい湯」に通っています。当日も葬儀が無ければ行く予定にしていたのでニュースにショックを受けました。
    和田屋のおかみさんとは、数年前に春の有福本名登山で老人仲間で緩いコースをお話しながら歩いたことがありました。どうしておられるか心配です。
    有福の湯で地元の人とお話しをしても、有福温泉の将来の予測で楽しい話題があまりありません。ただ、他の地域もそうですが、身辺の豊かな財産の価値をよく理解しておられないように感じます。ちなみに、仲間を募って、有福で食事をしながら楽しく語り、飲む会を重ねています。勝手ながら下記に記します。ご参考までに。
    ここは初めて覗かせていただきました。よろしく。

    http://sakurae-komonjo.sakura.ne.jp/blog/category/yakusou

    http://iwamiyoitoko.com/osusume/diary.cgi?no=75

  6. 花田屋 2010/08/12 16:55:58

    ぺロ様

    コメントありがとうございます。

    仕事で1年の予定が20年ですか。
    江津市の水が良かったのでしょうか?

    休日は、散策され、その後各所の温泉に入るのが楽しみとは、良い趣味をお持ちだと思います。
    薬膳料理など、これまた自然の恵みを感じておられるのだと思います。
    HPの記事、読ませていただきました。

    >有福の湯で地元の人とお話しをしても、有福温泉の将来の予測で楽しい話題があまりありません。ただ、他の地域もそうですが、身辺の豊かな財産の価値をよく理解しておられないように感じます。

    そうかもしれないですね。
    温泉地は、お客様に来ていただいて価値を評価していただき、再び訪れて頂く事だと思います。
    財産を”お客様の価値”に変える事は大変だと思います。
    有福の財産が、”お客様の価値”に変れば良いと思っています。

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