2月092021

出雲の蕎麦屋から

今日(2/9)は、午前中は、曇りがちで、少々寒さを感じましたが、午後は日差しも出る時間帯がありました。






今日の島根県のコロナ新規陽性者は、出雲市の2名でした。

新聞記事

2名共に、出雲市大社町の蕎麦の田中屋の従業員との事です。
田中屋は、出雲大社の真ん前に有り、有名どころです。

残念ながら、私は行った事は無いのですが、立地が良いためか、いつも満席で入れないイメージがあります。

2人共に、県外への移動歴は無いとの事で、お客から感染の可能性が高いのではないかと・・?
クラスターにならなければ良いのですが・・・・。

島根県では、2日連続で、0人でしたので、続く事を期待していましたが、残念ながら再び出てしまいました。






東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言が、大会を支えるスポンサー企業にも波紋を投げかけている。と。

新聞記事

スポンサー企業は、開催に協力する為にお金の提供をしてはいるものの、その宣伝効果を狙っていると思われます。
となると、この発言により不買運動でも出てきたときには、その効果を失い、協力金のみを出すことになりかねないと思われます。

記事の最後には、スポンサーからは、発言に対しての表立った動きは出ていない。しかし、大会に関わる政府関係者は「世論は森会長が辞めないと許さない雰囲気になってきた。ここでスポンサーに動きがあれば、将棋で言う『詰み』になるかもしれない」と動向を気にかけている。と。

このまま、世間の声が大きくなり、スポンサーが動き出せば、「詰み」になるのでしょうか?





しかし、更に油を注いだ方がいた様です。
自民党の二階俊博幹事長は、女性蔑視発言で辞任を求める声が出ている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長について、「発言を撤回したので、それでいいのではないか。今後は発言、行動を留意される」と述べ、辞任の必要はないとの考えを示し、更に五輪のボランティア活動を辞退する人が出ていることに関しては「どうしても辞めるなら、新たなボランティアの追加ということになる」としつつも、「(事態が)落ち着けば、その人の考えも変わる。立派に(五輪を)仕上げようとなる」と語った。と。

新聞記事 

その会見では、後ろに幹事長代理等の議員を並べ、まるで映画に出てくる”やんちゃのグルーブ”が、喧嘩を売るときの場面の様でした。

ボランティアの方々の、大会開催に協力しようと応募してくれている意識を、まるで虫けらを蹴飛ばすような発言と感じます。


日本は、まだまだ男女平等は、遅れている国であることは、実感しています。
色々な組織の女性比率が低い事は明らかですが、私が社会人になった頃から比較すると、かなり変わってきていると実感しています。
海外の先進国での男女平等の進み方に比べると、まだまだ遅れているとも感じます。

それに合わせ、個人的には、考え方も徐々に変化していると感じますが、今回の発言の主や擁護発言をされている方は、その考え方が50年遅れているのではないかと感じます。
「日本は、”SDGs 5.ジェンダー平等を実現しよう ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る”の達成に向け、急速に変化しています。」と世界に向けてPRする絶好のチャンスが、この発言、擁護する人事で、無にしている気がします。






昨日、東北の自然エネルギー等で、脱温室効果ガスを睨んでの、工業団地を整備する話題を取り上げました。

それに関連する様な記事が、今朝の新聞にありました。
島根県西部の山間地で風力発電用風車の建設計画が相次ぐ。と。



記事によると、大田市から益田市まで73基23万9800kwとの事。

島根原発の2号機(82万kw)の約3割に匹敵。と。
残念ながら、風力発電の出力は、設計風力12m程度(各々で異なります。)の風が吹き続けた時に、出力できる発電量が定格となっており、通常は、定格の2,3割です。

東北地方の風の良い所の建設がほぼ終了し、他地域で建設計画が出ているとの事で、その地域となっている様です。
環境省は、島根県内では、268万Kwの導入が可能と推計している様です。

昨今、風力の羽の大型化が進んでおり、建設された近郊の景観は明らかに変わり、風切り音は、より低音化し地域住民の安眠妨害ともなる様です。

記事の題目には、「住民置いてけぼり」と。

エネルギー問題も、バランスが必要と感じます。
金儲けだけで、都会の企業が山間部の自然をどんどん壊し、風力発電所を建設する事は、いかがなものでしょうか?
どこを向いても、風力発電が見える環境は、何か、間違っている気がします。

2件のコメントがあります。

2 件のコメントがあります。

  1. 三歳からの同級生 2021/02/10 8:47:50

    花田屋 様

    森さん、辞めるか一旦奥に引っ込むか・・の雰囲気ですね。
    残念ですが・・。

    島根原発の2号機(82万kw)の約3割に匹敵。と。

    これを前面に出して押し出して進めて・・。

    風力発電の出力は、設計風力12m程度(各々で異なります。)の風が吹き続けた時に、出力できる発電量が定格となっており、通常は、定格の2,3割です。

    これを言わない。

    このやり方を情報操作と言わずして何と言う?
    利権が絡むとこうなるね。
    これも残念。

  2. 花田屋 2021/02/10 9:03:15

    三歳からの同級生様

    >森さん、辞めるか一旦奥に引っ込むか・・の雰囲気ですね。

    ここに来て、IOCも再コメントを出した様です。
    この広がりは、異常です。
    早く、決着を付けた方が、得策かと思いますが・・・?

    >このやり方を情報操作と言わずして何と言う?

    これは、国の指導が悪いと思います。
    あくまでも定格での論議となると、仕方ないとも思います。
    正しく、伝える為には、事実を述べる必要はあります。

    火力は、どんどん燃料を供給すれば、定格まで達します。
    しかし、風力、太陽光は、自然任せです。よって、定格にはほぼなりません。かつ、質の悪い電気です。

    正しい、想定をしないと、間違った理解の方が増えます。

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