6月182023

「ゼロカーボンシティー」

今日(6/18)は、朝から晴天で暑い1日でした。
とは言っても、気温は27℃を少し超えたぐらいだった様で、真夏日になった所に比べると、過ごしやすかったのではないかと・・・。

しばらくは、晴天の日が続く予報です。
梅雨ですので、少しは降ってもらわないと困るのですが・・・。







江津市は、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティー」を目指す。と。
今日の山陰中央新報に小さい記事が出ていました。
この発信は、大々的な記事として扱うべきと思いますが・・・・。



その為に、環境省の「脱炭素先行地域選定」を目指し、再生可能エネルギー発電量を更に増やす市脱炭素計画を策定する。と。

記事によると、21年度の再生可能エネルギー発電量は、21万7323メガワットとの事です。


江津市は、この宣言をする強みが、水力発電所(合計、9810kw)、バイオマス発電所(12700kw)がある事です。
更に、風車も2000kw級が20本あり、かつ太陽光が気が付けば空き地にどんどん設置されています。

市のHPに公開されている再生可能関連の発電所の出力の合計は、約80000kw程度なのですが・・。
今回の記事上は、21万7323Kwとなっています。
何かが違っているのかな?

そこは、別途確認するとして、以前から何度も書いていますが、バイオマス発電所と水力発電所は、発電定格通りの出力は確保されますが、風力は、平均では定格の20から30%程度です。
太陽光は、日中の晴天時は定格の90%程度ですが、曇りの日、夜は、ほぼ0%ですので、定格値で計算すると、間違います。
「ゼロカーボンシティー」の定義は、どうなっているのでしょうかね?

この辺りをどう処理しているのか、別途担当者に聞いてみたいと思います。

数値的な事は、別途とするにしても、この様な対策を宣言する事は、非常に良い事と思います。
自信を持って推進してほしいと思います。







政府が閣議決定した「骨太の方針」では、低成長が続く日本経済の再生に向けた改革の方向性が打ち出された。と。

新聞記事

記事によると、改革が進めば一つの会社で長く働き続けるといった、これまでの日本の〝常識〟も大きく変わり、国民の暮らしにも影響が及ぶことになりそうだ。
最も力点が置かれたのが、労働市場改革だ。終身雇用や年功序列など日本型雇用は、成長分野への労働移動を妨げるといった弊害が顕在化。と。

以前から、年功序列では無く成果主義にするとの傾向が大手企業には出て来ており、昨年だったかトヨタ等が明確にその旨をプレス発表した事が記憶に残っています。


この事を政府が明確に打ち出すことで、中小企業も含めその傾向が出てくると思いますが、まずは公務員系に付いて、実施てほしいと思います。
ただし、公務員の成果については、明確に数値化が出来る対応が必要と思います。


更に、リスキリングに対して、個人への直接支援を実施する事で、新たな仕事に付く事等を推進したい様です。それにより企業間で人材の奪い合いが生じることで、賃金の持続的な引き上げにもつなげたい考え。と。

そう上手く行くのですかね?

その他、子育て支援、女性活躍等を掲げている様です。

勿論、すべてにおいて満足できる施策は、難しい事です。
途中で、見直しをしながら、継続する事を願います。

報道も含めて、見直しが発生すると、「初期検討がまずかったのではないか?」等の評論する方がいますが、誰が検討しても、上手く行かない事はたくさんあるはずです。
マイナンバーカードのソフトの失敗による見直し等とは、レベルが違います。

これらの対策をベースとして、各企業が個別施策を推進する事で、日本が強くなることを期待します。

2件のコメントがあります。

2 件のコメントがあります。

  1. 三歳からの同級生 2023/06/19 7:41:37

    花田屋 様

    江津市は、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティー」を目指す。と。

    素晴らしい宣言です。
    君が以前から指摘するように、再生可能エネルギーの質の課題はクリアしていかなければなりませんが、堂々と宣言して進んでいくことが大切だと思います。

    「骨太の方針」

    何となく耳触りの良い表現ですが、具体的に何をどうしていくのか、またその課題はどこにあるのか、をきちんと説明したうえで進めていくことが一番大切だと思います。

    いつも「骨太の方針」という言葉だけでは、振り回される側はたまりません。

  2. 花田屋 2023/06/19 8:22:34

    三歳からの同級生様

    >再生可能エネルギーの質の課題はクリアしていかなければなりませんが・・・・。

    そこは、まだまだ課題ですが、江津市はバイオマス、水力と質の良い電気も作っていますので、かなり有利かと思います。

    近い将来、質の問題は、解決できると思われますので、どんどん進んでほしいと思います。

    >具体的に何をどうしていくのか、またその課題はどこにあるのか、をきちんと説明したうえで進めていくことが一番大切だと思います。

    そう思います。
    詳細は、しっかり詰めてほしいと思います。

    >「骨太の方針」という言葉だけでは、振り回される側はたまりません。

    君の立場は、受ける側になりますので、大変かと思います。
    その中でも、良い人材が確保できる方向に進まれることを期待します。

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