9月112007

我家の「番亀」?

投稿者: 11:38:47 カテゴリ:店主のまわり,店主ブログ

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2年間空家なっていた我家にお留守番がいた。

「田舎への思い」に掲載したとおり、今の住まいは2年間空家となっていた。
家には、ちょっとした中庭があり池がある。
父が、Uターン後、池に向って時々口笛を吹いている。
「どうした?」
「亀が居るかどうか、居れば出てくるはず・・」
「2年間は、生きてないだろー。」
「・・・・」

数日後、父が
「おーい」と私を呼ぶ。
「居た居た。生きとったぞぉー。」
「何?」
見ると、体長20cmの石亀がのそのそ歩いていた。
父が口笛を吹くと反応し、その方向を見ている。
早速、白飯を与えると、腹が減っていたのか、顔中米粒だらけにしてほおばりつく。
なんともかわいい。

父は、私が子供の頃から、亀を見つけると捕獲してきて、中庭に放す癖があった。
だから、いつも庭には亀がおり、池の鯉に餌を与える際に「口笛」を吹くと亀も
一緒に集まってきていたのである。
その時の亀ではないが、この亀は、
「20年ほど前に波積(ここから10kmくらい東)で捕って来た。
その当時、オスも居て、6匹の子供も誕生した。」と言う。
(亀のオス・メスどうやってみるの?今のがオスで居なくなったのがメス?)
20年も住み着き、2年の間留守番をしていてくれたのである。
しかし、「餌をもらえる時は、口笛」と言うことを覚えていたのにはびっくり。
上の写真の通り、今でも人間の手から餌を食べる。
今、こいつと、15cmの亀と2匹である。

我家の「番犬」ならぬ「番亀」である。

2件のコメントがあります。

2 件のコメントがあります。

  1. 新聞屋の所長 2007/09/12 11:30:40

    泣かさせるな~!
    南極物語のタロー、ジロー・・(違ったっけ?)
    みたいだな。

    池の中の微生物でも食べて生き残ったんだな。
    親父さんと君の帰りを待ちながら。

    年の功より、亀の甲だな!(意味わからんが)

  2. 花田屋 2007/09/12 11:43:54

    新聞屋の所長様

    そうよ。泣ける話だよ?

    田舎は、訪問してくる動物も多い。
    庭に来るのは、「あまがえる」「蝶」「トンボ各種」「せみ」「ばった」「つばめ」「はと」「すずめ」「名前の判らない鳥」ついでに、「野良猫」・・・・。

    彼らが、「癒し」をお土産に置いて行ってくれる。

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