4月262012

配慮とは?

今日(4/26)は、午前中寒さが戻ってきたような感覚。
午後から、日差しと共に気温も少し上昇したが20度に届かなかった様だ。

午後は、以前から実施している”いわみ福祉会”での5Sリーダー研修の現場視察を2施設について実施。
明日も、2施設について実施予定。
5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)は、製造現場だけの物と、考えておられる方もいるが、一般事務所、パソコンの中も同じ。
半年前から研修を開始し、研修前と現状の倉庫等の状態が明らかに変化した。
今後は、その状態を維持する為に、次のリーダーを育成する事と、対策した事のPDCAのCAを行わなければならない。

昨日から、TVの各ニュース等でトップで扱ったのが、通学途中の小学生等が、無免許の18歳の少年の車にはねられた事故の、その後の警察の不祥事。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120426-OYT1T00176.htm?from=popin

署長が「配慮が足りなかった。」と謝罪。
今回の場合、「配慮」と言う言葉は適切ではないと思う。
もし、警察から遺族に対して、「加害者の父親が、謝罪に来たいと言っているが、連れてきていいですか?」と問い合わせし、それに対して「葬儀も終わっていない状態で、何を言っているのだ。」と怒られたのなら、配慮が足りなかったでも良いと思うが、今回は、個人情報を提供してしまったのだから、「個人情報の漏洩の意識に欠けていた。」と謝罪すべきだと考える。

記事を見ると、この謝罪も課長を行かせた所、遺族に怒られ、慌てて自分も出向いたとの事。
TVでは、「担当者は、睡眠も取らずに頑張っている・・・・。」と、今回の不祥事に関係無い事も述べていた。
以前あったどこかのメーカーの社長の対応を思い出してしまった。
「寝てないのだから・・。」と社長が言った事に対して、記者が「我々だって寝ていない。」と言い返した事件。
記者会見でも、何やら煮え切らない。
署長になる資質があったのだろうか?

この事件は、あまりにも酷く、HPに書くのをためらったが、書く事になるとは・・・。
お亡くなりになった方のご冥福と、怪我をされた方の早期の回復をお祈りします。

追 記
 昨晩、携帯電話の番号を教えたのは、子どもが通う小学校の教頭だったとの報道。

http://www.asahi.com/national/update/0427/OSK201204260194.html

何とも、これまた公務員。
個人情報の扱い等の一般知識に掛けていることが露呈された。
公務員の教育方法の甘さ(受講側の甘さも含め)があるのではないかと思う。
企業の場合、この様な事が発生した場合のリスクを考え、徹底的な教育を実施しているはず。

2件のコメントがあります。

2 件のコメントがあります。

  1. 3歳からの同級生 2012/04/27 15:45:33

    花田屋 様

    「配慮」の件、ホントだね。
    どこかに”他人事”の意識があるのか・・。

    危機管理のマニュアルがあるとしても、そこに、”自分自身”や”何故?”のベースが無いと、”当事者”としての対応に上っ面の部分が見え隠れするんだと思います。

    自省を含めての意見です。

  2. 花田屋 2012/04/27 23:06:05

    3歳からの同級生様

    危機管理マニュアルの捉え方が、上っ面だと私も思います。

    教育の徹底度も違うのかな?
    私がサラリーマン時代は、半年に1回はeランニングのテストがありました。
    内容は簡単ですけど、何度も行なう事で、頭に刷り込まれていくのかも・・。

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