1月312009

国体の位置づけ?

投稿者: 0:12:16 カテゴリ:店主ブログ,社会の出来事に

江津市軟式野球連盟のIさんから
「軟式野球が国体で2年に1回の開催になった。毎年開催になる様に署名活動をしているのですが、署名いただけませんか?」と電話。

詳細を聞いてみると、各競技にポイントを付け、下位の競技が2年に1度の開催になったのだそうだ。
その競技は、軟式野球、なぎなた、銃剣道競技等だそうだ。
国際競技でないものは、ポイントが少ないのだそうだ。
軟式野球は、国際競技大会は無いのかな?
(軟式野球は、日本だけ?)

オリンピックでも、野球が正式競技から外された経緯を見て判るとおり、軟式野球が国際競技になりづらいのは理解する。
しかし、国体(国民体育大会)の位置づけを考えると、決して国際大会の予選会ではないはず。
日本で競技人口の多い、軟式野球を2年に1度の開催にするのはどうかと思う。

この辺りで競技人口が多いスポーツと言えば、軟式野球、バレーボールだ。
きっと、地方は、どこもこの傾向だと思うのだが・・・・。

ところで、各年開催とかの競技を設ける意図は何なのだろうか?
開催県の費用がかさむ事?

そもそも、最近の国体の位置づけはどうなのだろうか?
国体の選手だったことも無いし、島根国体(82年)開催の時は、既に島根からは出ていたし・・・・。
国体に触れた事が無い。
TV放映があるのかどうかも良く判っていない。
国体が発足した頃とは、時代背景も違うし、全国大会も一番権威のある大会だったのか?
今は、各競技でそれぞれ全国大会もあるし、その価値観が変わっているのかな・・・・?

軟式野球が2年に1度になったのも、位置づけを考えての対策なのかもしれないが、国民体育大会を銘打つならば、もう少し国民が注目し、感動を与える大会になる様に見直しをした方が良いと思う。

そうそう、もちろん署名はさせていただいた。

4件のコメントがあります。

4 件のコメントがあります。

  1. 三歳からの同級生 2009/01/31 12:55:01

    花田屋 様

    インターハイ、国体。
    柔道少年は大会を目指して県予選を戦いました。

    高校2・3年と運よく全国大会に出場でき、達成感も良い経験もしました。小生の青春の一場面を飾ってくれましたし、自信にもなりました。

    国体には戦後の復興の意味も含めて、当初は大きな目的や意義もあったのでしょうが、戦後60年以上経つと大会のあり方自体を再構築していくことが必要なのでしょう。
    日本全体がどんどん贅沢になって、大会経費が嵩んできたこともこのご時勢で見直し論が高まってきている一因でしょう。

    それはともかく、大会を目指す人たちの日頃の努力の発揮の場として、国体にはぜひ良い方向での継続をしてもらいたいのは言うまでもありません。
    署名簿が来たら、当然署名しますよ。

  2. 夜空の撃墜王 2009/01/31 15:55:30

    国体。様々な問題があるようには聞いていますが、一番の問題は経費で、その多くが競技以外に使われる経費が問題なのではないでしょうか。競技大会なのに開催県の競技者以外から見ると「お祭り」「イベント」として見られる傾向が強いのではないでしょうか。
    このあたりと言いますか、大会の位置づけを再度明確にする必要があると思います。

    個人的には開催県になると競技施設が整備され、各種目の強化と普及が図られると思っていますので、順番を繰り上げてでも島根での開催が早く来れば良いと思っています。

    その時は軟式野球とハンドボールとバレー、そしてラグビーの開催を引き受けることになれば素晴らしいと・・・。水球も。

    57年の島根国体でホッケーを誘致した旧横田町ではその後もホッケーが地域に根付き、素晴らしい選手を輩出すると共に、おじいちゃん、おばあちゃんまでもが試合を見ながら試合内容や選手に対して様々な評価までできるくらい住民に浸透している競技となっているようです。
    町だからできることかも知れませんが、ここに国体の波及効果が見えます。

    江津は?中学校では消極的なハンドボールの指導。高校は江津高校だけ。社会人クラブ無し。市民はルールも知らない。
    軟式野球はクラブチーム激減。水球は江津高校が頑張っていますが、みんな無関心。
    施設はおかげで、市民球場、市民体育館、第2体育館、市民プールが整備されたようですが、ソフト面はどうでしょうか。「生涯スポーツ宣言都市」というには寂しい江津市のスポーツ振興行政の実態を感じます。

    国体で島根のポイント向上に大きな役割りを果たしてした少年ラグビーですが、近年は国体に出れない年も多くあります。国体に出る出ないで翌年の競技強化費の額に大きな影響があるため、そして選手の進学にも大きな影響もあるため島根県の高校ラグビーは冬の花園と同様に真剣な取り組みをしているようです。

    国体はオリンピックに繋げるという大きな目的もあるかも知れませんが、様々な波及効果のある地域スポーツの振興という視点で国体の開催を議論していただきたいような気がします。

  3. 花田屋 2009/01/31 16:25:48

    三歳からの同級生様

    君は、柔道で国体経験者ですので、今の国体にも興味ありでしょうね。

    >大会を目指す人たちの日頃の努力の発揮の場として、国体にはぜひ良い方向での継続をしてもらいたいのは言うまでもありません。

    私もそう思います。

  4. 花田屋 2009/01/31 16:41:20

    夜空の撃墜王様

    詳しい状況説明ありがとうございます。

    横田のホッケーは、国体が切っ掛けなんですね。
    すばらしい、継続ですね。
    全日本の選手も多く排出して、オリンピックにも出ていましたよね。
    江津市は、残念ながらその継続は乏しいですね。
    全国レベルの選手が出れば、良いと言う事ではないでしょうが・・・。

    国体の天皇杯、皇后杯が、ここ数年開催県が獲得していて、その見栄(?)に一生懸命であるとも聞きます。
    国体で、江津市にも出来た球場、体育館、プール等が各地に整備される事も事実で、これは良い事です。
    国体も、一巡してある程度は、その任は終了したのではないかと思います。

    後は、貴殿の言われる”ソフト面”ですかね。
    国体で開催された全ての競技を、県内で維持継続するのは、金銭面的にも非常に難しいと思いますが、市民、県民に元気を与える為にも、行政のバックアップは必要かと思います。

    国体は、色々な位置づけがあると思いますが、近年に即した形で、国民に愛される大会となってほしいですね。

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