バックナンバー 2008/01

1月 22 2008

未来創造堂

最近お気に入りのTV番組の1つに日本テレビ系の『未来創造堂』がある。
こちらでは、毎週金曜日の23:00からの30分番組だ。(東京も同じ時間?)
司会は、木梨憲武と西尾アナ
番組は、3部構成
1.毎週ゲストが2組出て、こだわりの品の紹介
2.未来を切り拓いた人として、様々の苦労を紹介
3.こだわりのお奨め品紹介

『未来を切り拓いた人』のコーナーでは、NHKのプロジェクトXの短編バージョン的に伝えている。

最近見たもので記憶に残るのは、
第091回 化粧の未来
女性が使う化粧するときのスポンジ。
パフとか言うらしい?
どんなものでも、変わらない様な気がするが、スポンジの気泡の状態により違うらしい。
奥様が、料理好きだか、研究家でカステラを作る方法をヒントに今のパフを完成させたらしい。
開発に10年の歳月。
執念の開発だ。今や70%のシェアらしい。
第067回 気泡シートの未来
今や梱包には欠かせない気泡シートだ。
プチプチとつぶす魅力付きのあれだ。
あの開発にたこ焼き器がヒントになったとは。

一応技術者の端くれとして、特許も幾つか取得してきたが、紹介された様な情熱を持つ事はなかなか出来ない。
フリーとなった今、何か役立つ製品を作り出して見たいと思う瞬間である。
しかし、特許出願料、登録料、特許維持費用が高く、個人では難しいのも事実である。

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1月 21 2008

日の目を浴びない美味い食材

どうでも良い事だが、日の目を浴びない美味い食材(部位)がある。

先日、焼肉屋の店主が、
「肉は、ブロック買いするのでお客さんに出せない部位が出てくる。しかしこれが実は美味いんだ。」
と言っていた。

確かに、魚とか肉とかでも日の目を浴びずにひっそりと売られている物がある。
我家の冷蔵庫にも、その食材”が入っている。
“鯛、ブリ等のアラ””トリガラ””砂肝”・・・・・。
これが実は、安くて美味い。
鯛だと、カマと中骨等で350-程度で売っている。
もちろん、鯛の刺身は、美味い。
しかし、それ以上にカマとかは美味い。
鍋にするにしろ、カマをドカンと入れると味が1つも2つも上がる。
アラ煮にしても、そのまま塩で焼くだけでもやっぱり美味い。

トリガラにいたっては、一羽分70-程度。
圧力鍋で、とろとろになるまで煮込むと、スープは抜群。
骨に付いた身は、とにかく美味い。特に首の骨の廻りについた肉は美味だ。

と考えると、骨の廻りで、日の目を浴びているのはスペアリブぐらいだろうか?
部位的には、骨付きカルビもそうかな?
それと、マグロの中落ち。とマグロのカマ。

良く『漁師の特権』と言われる部位もあるらしい。これはさすがに我々では食せない。
売り場の隅っこでひっそり売られている
“日の目を浴びない美味い食材”にも目を向けると良い事がある気がする。

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1月 20 2008

環境ISO返上自治体相次ぐ

環境ISO(ISO14000)を取得した島根の自治体で認証返上の動きが相次いでいるとの新聞記事を見つけた。
ISO認証の成果は各自治体で認めているものの、認証費・電算システムの管理費の発生と審査の為の報告書の作成の手間が返上の理由となっている。
更には、その考え方等は、既に浸透したというもの。
自治体の認証返上は、全国的な流れらしい。

確かに、認証には費用と手間が発生する。
内部監査等の日々の努力も必要となり、場合によっては、選任管理組織を作らないと維持も難しくなる。

しかし、そんな事で良いのだろうか?
認証を返上するより、ISO9001の認証も必要ではないかと思っているぐらいだ。

Uターンした際の各種書類手続き等を見ても、担当により言う事が変わったり数度の往復を強いられ
「もう少し管理をしっかりしろ」と言いたくなる出来事もあった。
ある所では、次の手続きのために違うフロアに行く必要があった時に、わざわざ案内をしてもらった。
それって「サービス?」
私が、かなりな高齢ならそれもいいでしょう。
適切な指示が頂ければ、館内の次に行く事ぐらい出来る。
サービスの大きな勘違いの様な気がした。
更には、自治体の発注業務における数々の不祥事もISOの取得により低減できるのではないかと思う。

★ISO14000
環境マネジメントシステムを構築し「環境保全及び汚染の予防」の
社会的役割を果たす。
★ISO9001
品質マネジメントシステムを構築し「顧客満足」を目的にした、
業務プロセスを確立し、効率化を求め、行政サービスを向上させる。
◆共通点としては、
  (1)PDCAサイクル等による運用管理
  (2)業務プロセスについての規格化
  (3)手順化、文書化、記録化
  (4)第三者監査
  (5)責任・権限の明確化

島根県庁での取得費と電算システム管理費が年間400万。
人件費にすると一人分にも満たない金額だ。
ISOを推進する事により、様々なもののムダが明らかになり、かつ文章化された規定もしっかり出来るため、十分基は取れ、お釣りも来ると思う。
(ただし、見えないお金かも知れないが・・・。)
手間のほとんどは、従来やらければならない事が、やられてなかっただけの事ではないかと思う。それを手間と言ってはいけないのではないか。
確かに、報告書等は、増加した手間ではある。
更には、「取得により考え方等は浸透した」と言っているが、そんな簡単に浸透するのであれば苦労しない。

 

一般企業は、ISOを取得する事により、社内プロセスのルールを確立し、誰がやっても同じに出来る事で品質を確保し、後戻り作業等のムダの撲滅を図り、その結果客先からの信頼を勝ち取り、更に、その費用も吸収する努力を行っている。
更に、毎年、外部機関の監査を受け、種々の指摘を受け改善を行い努力をしているのである。
その努力は大変な物である。
私も十年程度、その環境にいた。維持することの大変さは良く判る。

 

一般行政機関は、製品製造の企業とは異なり、種々雑多の物も多く、一部においては裁決が遅れるものもあるかとは思うが、大部分は、プロセスの改善によりその期間も短縮できかつムダの撲滅も出来、地域住民にも喜ばれると役所になると思う。

どこの役所も、訳の判らない特殊手当て問題。更には一般企業に比べ給与が高いとかの批判を受け、給与カットを余儀なくされている。
特殊手当て問題は別として、住民の皆様から
「良くやっている。」と評価されれは給与カットも無く職員のモチベーションの維持も出来るのではないかと思う。
その為にも、ISOの取得・維持を行い“住民から見える行政”を目指してほしいものである。

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1月 19 2008

GPSで保線作業員に・・・。

JR西日本が、列車集中装置(CTC)と保線員の位置をGPSで検出し、保線員に列車の接近を知らせるシステムを開発したらしい。
導入費は、1億4千万円。
2006年に、伯備線で保線員3人が特急にはねられて死亡した事故を受けて開発したものらしい。と本日の朝刊に掲載されていた。良い取り組みだ。
社員に優しいJRだ。

しかし、福知山線の事故以来、JRのイメージは良くない。

私には、
「Suica等の新技術導入で、やっぱりJRと思うところ」
「社員は、昔の良い時代,国鉄の殿様商売と思うところ」
と2つの面が見える。

前者は、皆様知っての通りの技術の最先端を行くJRです。これは私が書くまでも無いでしょう。
後者は、3年ぐらい前に、小田急線鶴川駅から京葉線舞浜駅(TDLの最寄り駅)まで車椅子の父を連れて行ったときのことである。(TDLに行ったのではなく、父の姉に会うため)

道中、エレベータ等の所在地をしっかりチェックし父が歩く事の無いようにしたかったが、東京駅内1箇所だけ5段ぐらいの階段がパスできないことが判っていての移動だ。
それと、電車の乗り降りは、歩いてもらう事にはなった。

小田急線は、鶴川駅の改札を通るときから、駅員さん、所掌さん皆さんから
「お手伝いする事はありますか?」とわざわざ近寄ってきて声を掛けていただいた。
新宿からは、中央線、京葉線とJRだ。
何人にも駅員に出会ったが、誰一人声を掛けてこない。
(掛けて貰えれば良いと言う事ではないが・・・。)
問題の東京駅の階段だ。
その時、たまたま駅員が居たにもかかわらず、もちろん知らん顔。
帰りは、お客様何人かが、担いで降ろしてくれた。駅員も近所に居たのに・・・・当然知らん顔。
この対応の差には驚いた。
『ご利用いただいている。』と『利用させてあげている。』との違いではなかろうか?
これは、従業員教育の差であろうか?

GPSシステムの話からJR批判になってしまった。

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1月 19 2008

「新春寄席 ~東西落語会~」

 ☆日 時 2月10日(日) 午後2時開演(開場・午後1時30分)
 ☆会 場 江津市総合市民センター
 ☆料 金 ・前売券 2,000円(全席自由)
      ・当日券 2,500円(全席自由)

 ☆出演者 古今亭 志ん助
      桂 吉弥(「ちりとてちん」草原役)
      桂 宗助
      鏡味 仙志郎
      入船亭 遊一

 ☆その他 チケットは、総合市民センター、グリーンモール、みずほ楽器、
      今井美術館、桜江支所などで購入できます。現在発売中です!

【お問い合わせ】江津市総合市民センター TEL 0855(52)2155

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1月 19 2008

アクアス特別展 ~オス・メス、不思議大発見!~

投稿者: カテゴリ:江津の地域情報,観光名所

 冬の特別展を開催し、オスとメスの様々な不思議をご紹介します。

 ☆期 間 開催中~2月11日(月・祝) 午前9時~午後5時

 ☆内 容 イルカや魚のオスとメスはどうやって見分ける?
      魚たちにも恋のかけひきがあるの?
       温度でオスとメスが変わっちゃうの?

【お問い合わせ】しまね海洋館“アクアス”展示課
        TEL 0855(28)3614

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1月 18 2008

サントリーが”まい泉”買収

投稿者: カテゴリ:店主ブログ,社会の出来事に

“まい泉”は、東京で、初めて
「これが”とんかつ”なんだ。」と思わせてもらった店だ。
何とも、肉が厚く、とんでもなくやわらかい。
その辺の定食屋さんで食べた”とんかつ定食”とは、別物だった!!
値段は、当時定食屋さんが750円ぐらいだとするとまい泉もそんなに変わらなかった記憶?

“かつサンド”
これまた、コンビにで売っているものとは別物。
美味かった。
よく芸能人の人気ロケ弁の上位にも来る代物。

とんかつまい泉 青山本店に行った時は、体育館みたいに広い部屋で天井が高い店内が満席。(画面右側の3番目の写真)
その本店では、現社長がお客さん一人一人に声を掛け、お客様を大切にされていた。

今回、後継者が居ないとの事でサントリーに譲った様だが、大企業体質になり今までの味が継続出来るのだろうか?
サントリーは、”響”とかのレストランは経営しては居るものの、利益を追求しだすと、なつかしの味は、大丈夫であろうか?

最近は、歳の為か、魚の方が多く、東京に行っても魚が多い。
今度、東京に行った時は、久しぶりに食べてみようかな?

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1月 17 2008

再生紙の問題

投稿者: カテゴリ:店主ブログ,社会の出来事に

再生紙年賀状で製紙会社の偽装が発覚した。
ある製紙会社の社員の内部告発らしい。

報道によると、”製紙会社の偽装”としての製紙会社が一方的に悪いかの報道で有るが、はたしてそうであろうか?

古紙使用率を決めるにあたり、ある委員会があり、その委員長らしき方が
「最大40から50%が最大であると答申したが、製紙会社からの強い反発があった。と記憶している。」と話していた。
更に、偽装したとされる製紙会社のHPの記事を見ると、全ての会社が
「古紙率40%は技術的に無理で、品質を重視した。」と述べている。

これらから考えると、
「はがきとしての使用には40%程度の古紙率で問題ないが、大量生産での製造技術上では問題があった。」と解釈出来てしまう。
更には、
「製紙会社が出来ない可能性のある古紙使用率40%で発注し、かつ、受け入れ検査をしていないか、検査はしたが見逃していた。」と言うことになる。
TV局の調査で、簡易試験でも大体の古紙率は調査できたとしている。

しかし、郵政省から変わった何とかと言う会社の社長の会見は、
「古紙率40%を実現すべくSpecでは、しっかり指示したが、残念ながら製紙会社の偽装が発覚し、年賀状以外の紙についても調査させている。」とのあっさりした記者会見。

もちろん、年賀はがきのSpecに40%となっていて、どの製紙会社も納入を辞退していない所に問題はあると思うが・・・・。
日本トップ5の製紙会社全てが、申し合わせたかの様なコンプライアンス違反とはなんとなく考えたくない。
(メーカ側立場に居た者としてのひいき的見解かもしれないが・・・。)

今回も、製紙会社側の処分だけで、片付いてしまうのだろうか?
何か、食品メーカの偽装より根深い問題では?と勘ぐってしまうのは私だけだろうか?

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1月 16 2008

毎日新聞が動画投稿サイトオープン

1/15に下記の記事通り、動画投稿サイトがオープンした。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/15/news112.html
他の新聞社等も行っているかは不明であるものの、
「いよいよここまで来たか。」という感じである。
週刊誌業界に、1981年写真週刊誌「FOCUS」が発売されたときの驚きと同じではないだろうか?
これにより、スクープ合戦が過熱し「FOCUS」という言葉が一つの言語となった。
今度は、動画である。
記事の著作権等の管理については、24H有人管理会社を使うとしている。

既に一般の動画サイトは、数多く出来上がっておりYouTubeを使うことで、誰でも持っている携帯で動画撮影を行い投稿が可能となったのだ。著作権、肖像権は、大丈夫であろうか?

“国民総記者”時代到来だ。
ある意味、怖い事である。
もちろん伝える側は、読者に的確に伝える事が出来る様にはなると思うが・・・。

ビジネス上として、新たな使い方が出始めている。
PC上からの不動産の確認とか、買い物とか・・・・。

私も、ブログに動画を導入していく予定であるが、著作権、肖像権に注意して取り扱わなければならないと思う。

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1月 15 2008

高速道路の是非

田舎に帰って、思うことの1つに高速道路の整備がある。
ここ島根県は、下記路線図の通り県の東西に結ぶ高速道路が無いのである。
島根県は、東西に約150km。一般道で走ると、約3時間程度。(渋滞はそれほど無いので、時間はほぼ読める)
もし、高速があるとすると2時間程度。
この差は、大きい。
高速道路路線図 (クリック後中国地区をクリック下さい。)

東京に居た頃に、高速道路公団の件が問題になり、
「交通量の少ないところの道路は、費用対効果が出ないので無駄遣い。」
とかで、ほとんど車の走らない高速の映像報告も有った。
当時は、
「ひどいな。」とも思ったこともある。
あの東京湾横断のアクアラインも槍玉に上がった。
ここは、開通当時片道4000-(通行時間は、約15分)という料金の為かガラガラ状態。
今は3000-だったかな?

高速道路を作るには、相当な費用が発生する。更には、メンテナンス等の管理費も当然発生する。
となると、通行料がしっかり取れ、かつ経済効果の得られるところからの建設となるのは当然だとは思う。
確かに、首都高等の渋滞解消の方が、誰が考えても経済効果は、はるかに大きい。

しかしだ。
経済効果順に高速を整備するとしたら、田舎は益々低迷して行く事となる。
経済流通のためにも、必要なのである。
更に、田舎は、病院の数もままならない。当然専門医は、県庁所在地となる。
救急の場合の高速の有る無しは、重要な問題なのだ。

今、ガソリンの特定財源の是非が論議されているが、もし廃止されると島根県は、400億円の減益になり山陰道の完成も大幅に遅れることになるのだそうだ。
資金の流れは、良く判らないが・・・・。

今や、インターネットの世界になり、田舎と都会の距離は、縮まったかに見えるが、これまた光ファイバー網が完備していないのである。
物理的な距離も遠く(もちろん新幹線も無い)、通信網の整備も遅れ、これでは新たな産業は、生まれづらい。

先に書いた、アクアラインの建設で、千葉の木更津近郊のゴルフ場は、お客の増加を狙っていた。
しかし、アクアライン料金が高く、お客が敬遠し、効果が無かった。
ゴルフ場のとった対策は、
・川崎、横浜までのクラブバスの運行
・アクアライン料金の片道キャッシュバック等々
これで、お客は増加したのだ。
アクアラインが無ければ、この対策も打てない。
物理的時間が短くなれば、料金的な問題は、色々な手を打つものだ。
かと言って、高い高速料金は勘弁していただきたいが・・・。

しかし、上記の路線図にもある様に、驚く事に、ここ江津には高速道路がある。
江津から浜田を経由して中国縦貫道に出る道が完成しているのである。
これは、Uターン後、びっくりした事であった。
何故に、浜田、江津間の20Kmが一番に完成したのかは不明ではあるが。

これで、広島に行くのに、昔の記憶だと一般道で3時間ぐらいだったところが、1時間30分程度で行けるのだ。
9:00から17:00の会議であれば、十分日帰りが可能となったのだ。
確かに、江津から浜田までの高速にもほとんど車は走っていない。
時には、貸切状態。

現状の経済効果だけでなく、長い目で見た経済効果にて高速を建設すべきと考える。
かつ、ガスや水道ではないが、生きていくための”ライフラインの1つ”を建設すると考えるべきとも思う。

田舎に住む人間にも文化的生活を!!

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