5月232018

介護職員34万人不足

今日(5/23)は、朝から雨。
気温も上がらず、再び4月頃に戻った感じ。
明日からは、天気も回復し、再び平年並みの気温に戻る予報。

 

 

厚生労働省は、介護職員が2025年度時点で約33.7万人足りなくなるとの推計を発表した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018052100795&g=soc

その為には、団塊の世代が全て75歳以上になる25年度までに新たに約54.7万人確保する必要がある。と。

同省はさらなる待遇改善や外国人材の活用に加え、介護ロボットの導入による負担軽減に努める。と。

 

これは、えらい事です。
最近、介護職場でも研修をさせてもらっていて、多少その仕事内容を把握している。
残念ながら、生産系組織ではない為か、”改革”とか”改善”という言葉が浸透しずらく、なかなか厳しい。
一部の職場で、タブレットを使った管理が始まっているが、まだまだ遅れていると言える。

更に、一般的に給与が安いと言われていて、最近、平均給与を1人当たり月5.7万円相当積み増しされた様だが、それでも安いらしい。

 

最近は、介護系の仕事以外でも、現在人員不足となっている。
そんな中で、54.7万人を確保しないといけないとは・・・・。

介護ロボットは、徐々に現場に入りつつあるとは聞いているが、まだまだ少ない。
外国人介護士を増やす努力はしているとは聞くが、言葉の壁が最も高い様である。

 

介護される方が増えている事は、江津市でも言えるのか、私がUターンした頃に比べ、明らかに介護施設が増えていると感じる。
その分、介護士が増えているのだとは思われるが、まだまだ不足していると聞く。

更に、経営者及び従業員共に、介護専門教育以外の一般教育が不足しているためか、離職者が多いとも聞く。

 

これらを考えると、2025年の介護士不足は、解消するだろうか?
しかし、2025年を超えると、人口減少が始まり、今度は介護士が余り始めるのかな?

 

 

医者不足、看護部不足等とも合わせ、仕事の需要と供給は、なかなか上手くいかないようだ。

更には、2011年アメリカの学者が「今の子供たちの 65%は、大学卒業時に、今は存在していない職業に就く」と発表している。
ちょうど2025年ぐらいからいな?
益々、現状の職業の人員不足は、加速しそうだ。

2件のコメントがあります。

2 件のコメントがあります。

  1. 三歳からの同級生 2018/05/24 10:25:56

    花田屋 様

    叔母、母とも介護付きホームにお世話になっている身としては切実な問題です。

    一般的に給与が安いと言われていて・・

    コストとサービスのバランスは非常に取りにくい現状でしょうね。
    ICT、AI等の導入で効率化していく事は必須でしょうが、属人的マターが非常に多い職場でしょうから君の言うように”改善””改革”の目標と手段の共有が難しいと感じます。

    叔母の施設は母の施設に比べて割高ですが、サービスの手厚さにはかなり差があると感じています。
    人的配置にも数値以上の差を感じることも事実です。

    人生の終わりに向かって生きていく立場の人たちが、幸せを感じてくれるような解決策を模索していかなければなりませんね。
    月に何度か顔を見せる事しかできていない私ですが・・。

  2. 花田屋 2018/05/24 15:32:41

    三歳からの同級生様

    >”改善””改革”の目標と手段の共有が難しいと感じます。

    その切っ掛けは、誰かが与えてあげないといけないと思います。

    >人生の終わりに向かって生きていく立場の人たちが、幸せを感じてくれるような解決策を模索していかなければなりませんね。

    医師、看護師も併せて、適切な育て方をしないといけないと思います。

    2025年は、目の前です。
    適切な対応をお願いしたいですね。

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