8月312023

そごう・西武が・・。

今日(8/31)は、朝から曇りがちで、パラパラする時間帯もある天気でした。
短時間でしたが30℃は、超えた様で、明日から9月とは少々思えない気温が続いています。





セブン&アイ・ホールディングス(HD)が、傘下の百貨店そごう・西武の売却決議を断行した。と。

新聞記事

多額の負債を抱えたそごう・西武は単独での再建が難しく、将来的な清算を避けるためにも引き受け手を探した。
さまざまな流通業態を抱える「総合小売り」の路線を見直し、コンビニを軸とした成長戦略を加速するのがセブン&アイの方針。
計画では、家電量販大手ヨドバシHDが西武池袋本店の不動産を取得する代わりに負債を弁済する予定。
物言う株主は昨年度まで3期連続の最終赤字が続くイトーヨーカ堂の売却も求めており、祖業を死守したいセブン&アイにとって、そごう・西武の早期売却は譲れない一線だった。と。

この状態を良しとしない組合が、ストに突入し、池袋西武が休業になった様です。
何が正しいのかは、我々には理解できない所も多くあるでしょうから、細かいコメントは出来ませんが、最近は、事業の譲渡等は、あちこちで行われています。

古巣でも家電事業、PC事業等が既に無くなっています。
私が在職中に、ある事業が譲渡された際は、従業員は、一時的に出向の立場となり、2年後の転籍、古巣に戻る(ただし、専門分野は譲渡されている訳ですから、新たな事業で再出発となります。)の選択が出来たと記憶しています。

今回は、どういう条件なのかは不明ですが、ストが慣行されたぐらいですから、対応が悪かったのかな?

この件で、豊島区長もコメントしていますので、よっぽど対応が悪かったのでしょうか?

しかし、鉄道事業、ホテル事業、観光事業等を手掛けた堤大国と一時期の独壇場だったダイエーを追い越したイトヨーカードーグループと流通企業の巨頭が苦しんでいるとはどういうことなのでしょうか?
一時は、ワンマン経営が悪かったとか・・・。色々と叫ばれていましたが、市場の流れの中に付いていけなくなったのでしょうかね?

この多様性の時代には、コンビニが幅を利かし、更には薬店が一般食品、物品分野にも商品を拡大させています。
更には、ネットショップ、メルカリなんて物も出来て、従来の市場構造が大きく変わっている気がします。
益々、流通業界は、変化していくのでしょうか?
今回の件が、丸く収まる事を願います。






野村哲郎農林水産相は、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出について、首相官邸で記者団の質問に答えた際に「処理水」と言うべきところを「汚染水」と言い間違えた。と。

新聞記事

言い間違いでしょうが・・・。
時と場合によっては、駄目です。
この大臣が日ごろどのような発言をしているかは不明ですが、79歳での初入閣だった様で、この様な人事は、どうなのでしょうか?

大臣と言う立場での言い間違いは、致命傷になるかもしれないとの危機感が無く、インタビューを受けている気がします。
やはり、大臣、議員の定年制は必要と思います。

 

 


文部科学省は、デジタル人材育成などで、2024年度の国立大学の入学定員予定を発表した。と。

新聞記事

入学定員を増やしたのは、北海道大(50人増)や東京工業大(40人増)、岡山大(30人増)、佐賀大(30人増)など。と。

地方も含めて増加させている事は、良い事と評価しますが、大学の学部が首都圏にある必要があるのでしょうか?
中央官庁への地方移管が思うように進んでいない今、少なくとも国立大学の定員は徐々に地方に移管し、いずれ部ごと、科ごと地方移管でも全然問題無いと思うのですが・・・。


先日、江津市の幹部に「江津市立医科大学を作ったら、医者不足は、解決するのでは?そのくらい思い切った改革も必要だよ。」と言ったら、軽く笑われましたが・・・。
地方に大学生を増やす事が、地方の企業にアルバイト的に手伝う事が出来るでしょうし、街も活性化すると思うのですが・・・?

2件のコメントがあります。

2 件のコメントがあります。

  1. 三歳からの同級生 2023/09/01 8:00:45

    花田屋 様

    現状を破壊して新しいステージに移る(改革する?)。
    “言うは易し行うは難し”ですよね。

    これだけ世の中の変革が早いと、業種・業態の維持は困難というよりも不可能でしょう。

    “食う・寝る・出す”。
    言い方は汚いですが、これが多分人間が生きていくための必須条件でしょう。

    これに付随する様々な事が、豊かで満足感のある生活を送るために、ビジネスや納税の補償としてあるわけで、暴論かもしれませんが、その選択権・決定権はエンドユーザーにしかありません。

    旧態依然としてやっていたら、間違いなく生き残れません。
    “変化に対応できる者だけが生き残る”。
    ダーウィンの進化論はまさに本質をついていますね。

    西武の売却では、いろいろ考えさせられました。
    弊社も改めて、意識改革を厳しく浸透させないと、、です。

  2. 花田屋 2023/09/01 9:23:03

    三歳からの同級生様

    >現状を破壊して新しいステージに移る(改革する?)。
    “言うは易し行うは難し”ですよね。

    そうですね。

    これだけ世の中の変革が早いと、業種・業態の維持は困難というよりも不可能でしょう。

    本文にも書いた通り、流通業界は、ものすごい早い変化です。
    豊島区長の発言は、それに合っていないものの様に感じました。
    地方であれば、「他の商店を守るためにも・・・。」もがあるかと思いますが、池袋ではそれは通じないと感じました。

    >これに付随する様々な事が、豊かで満足感のある生活を送るために、・・・その選択権・決定権はエンドユーザーにしかありません。

    その流れを掴まないと、企業の負けとなりますね。

    >“変化に対応できる者だけが生き残る”。
    ダーウィンの進化論はまさに本質をついていますね。

    まさに、そうだと思います。
    最近、”100年企業”と言う言葉がありますが、そのほとんどは、凄い変化をして100年です。

    西武、イトヨーカードーグループは、ある意味、市場に合った変化が出来なかったのでしょうね?

    >弊社も改めて、意識改革を厳しく浸透させないと、、です。

    そう思います。
    是非、若い社員に、良い刺激を与えてください。

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