8月292025
自治会の在り方
今日(8/29)も、朝から日差したっぷりで、蒸し暑い1日でした。
気温も、33℃に迫る上昇で、外にいただけでくたびれます。
そんな中、明日の町内会の納涼大会の為の買い出しに、会計担当と行ってきました。
何もかもが値上げとなっていて、ここの所毎年毎年予算オーバーになります。
今年の節約術として、牛肉を少なくして、鶏肉の手羽先を焼くことに・・。
1年ぶりに、自治会の冷蔵庫が満杯となりました。
その自治会の加入率が下がっているとの記事。
地域社会を支える『町内会』の加入率が下がっています。
加入者の減少で、町内会の存続が懸念されています。と。
テレ朝ニュース
最近、このような記事が増えています。
会社の中でも、会社組織での泊りがけの親睦旅行に参加しない従業員が増え、中止になっているなんて話も聞きます。
更には、忘年会等のちょっとした集まりにも出ない人が増えていると聞きます。
「旅行とか忘年会は、仕事ですか?」的な発言をする人もいる様で、同様の事が自治会でもおこっている感じがします。
記事内に、
町内会では、どのようなことをしているのでしょうか。
●回覧などでの情報共有
●防犯・防火パトロール
●ゴミ置き場の管理や地区の清掃
●地域のお祭りの運営
とありました。
更に、自治会を辞めたいという人は、町内会の何がストレスなのでしょうか。
●役員になること
●町内会費を払うこと
●清掃活動への参加 と。
しかし、町内会には、必要な側面もあります。災害時の町内会の役割です。
●住民の安否確認
●避難誘導
●避難所の運営
●被害状況の報告
など、災害時の“最初の一歩”を担う存在です。と。
これだけ?
地震等の災害が気になる範囲以外は、自治会はいらないと言うこととなります。
私の住むところは、水害発生地域ですので、自治会活動は必要となります。
その昔は行政の代理で各種お金の集金業務、冠婚葬祭のお手伝いが自治会にはあった様です。
しかし、今は、その任務は少なくなり、上記の辞めたいと言う家庭のストレスは、判らなくも無いです。
自治会は、その昔のその自治会内に色々な商店があり、つまり自営業の人がおられ、場合によっては、営業活動の1つとして、自治会のお世話をされている人も居たように感じます。
今は、町内に商店はほぼ無くなり、ほとんどの家庭がサリーマン家庭でかつ共稼ぎとなっています。
その為か、自治会の世話は、高齢者となり、色々なイベントも高齢者中心のものとなり、ますます若年者は、自治会活動に参加する必要は無いとなっている気がします。
その為、自治会の会合は平日に行われたりして、ますます現役の方々は、「役員になっても平日は、参加できませんので・・。」断り文句となります。
かつ、ほとんどの人が自動車での通勤で、ご近所の方々との井戸端会議がされることもなく、お隣さんの事すら、良く判らなくなってきている感じがします。
都市部では、マンション等では、更に明らかです。
各自治会が運営するための自治会費集金し、その中でのイベント等の開催がありますが、同時に各種寄付金等も含めた集金業務があります。
しかし、その自治会費の内7~8割は、各所への寄付金で、自治会内の経費を差し引くと、自治会活動に使えるお金は、ほとんど無くなります。
自治会の軒数が減少すると、ますます共通費は無くなり、自治会内のコミュニケーションをとるための行事は縮小せずるを得ない状況に陥ります。
記事には、デジタル化で負担軽減です。千葉県市川市の東行徳自治会は、従来の紙の回覧板は残しつつ、スマホで閲覧できる電子回覧板を導入しました。
回覧板を回す負担を軽減すると共に、若い世代に会の活動をアピールする狙いがあるということです。と。
ここの自治会でも、15年以上前からスマホでの連絡網システムは、導入しています。
更に、町内会存続に必要なこととは「存続させていくには、メンバーや役員の負担を軽減する工夫が重要。防災など具体的な活動はすべて他の市民団体に任せ、内外との連絡調整を担う機能に限定するのも一つの案」と。
少々違う気がします。
防災は、他の団体に任せると、後回しになる可能性もあり、ここだけは自治会内で組織する必要があると思います。
その為にも、若年層の方々に色々な活動に参画してもらい、日ごろからコミュニケーションは取っておく必要があると感じます。
とは言っても、自治会員各々には、考えたかも違いますし、おかれている立場も色々です。
100点の解決策は、どこにも無いとは思いますが、参加してくれる人たちを大事にして、継続させる努力は必要と思います。
明日(8/30)は、自治会内の一大イベントの納涼大会です。
天気は良さそうですが、残暑が厳しい様で、準備を手伝ってくれる方々の熱中症に注意しながら進めます。