1月082016

化血研に業務停止命令?

今日(1/8)は、朝から雨。
予報と違って、夕方まで雨が降ったりやんだり。

午後から金城に出向いたが、16時の研修を終了し、車に行くと薄らとみぞれの後。
正月が温かった事も有り、この寒さは応える。

 

化血研に対し、医薬品医療機器法に基づき、過去最長の110日間の業務停止命令を出した。と。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160108-OYT1T50065.html?from=ytop_ylist

40年もの間、組織的な隠ぺい等を行っていた事を考えると、過去最長の業務停止命令は当然。

医薬品医療機器法に基づいた、業務停止命令の詳細は知らないが、談合等に於ける業務停止命令は、営業活動禁止、外部からの問い合わせ等に対する回答禁止、その間の出荷禁止等と認識している。

従って、取引先等には多大なる迷惑を掛ける事となる。

 

しかし、化血研の販売している薬等は、代替え品の無いものもあると報道している。
となると、業務停止命令を出す事だけで良いのだろうか?

 
化血研の販売している薬等に於いて、国の製造・検査基準等に隠ぺいしていたものに関して、まずは使用し続けて問題ないかどうかの判断を、まずは発表すべきではないだろうか?
または、いつごろ、その判断が出来るのかの発表でも良いと思われる。

また、40年間も、隠ぺいを見破れなかった国の責任はどうなのだろうか?
更には、化血研が実施してきた方法でも品質がキープされていたとすると、国の基準は無理難題を押し付けていたものともなる。

このあたりも含めた調査委員会等の発表はされたのだろうか?
私が、認識していないだけ?

医薬品等に関しては、命に係わる問題。
もう少し、違った罰則があっても良い様な気がするのだが・・・・。

2件のコメントがあります。

2 件のコメントがあります。

  1. 三歳からの同級生 2016/01/09 13:18:07

    花田屋 様

    化血研の販売している薬等に於いて、国の製造・検査基準等に隠ぺいしていたものに関して、まずは使用し続けて問題ないかどうかの判断を、まずは発表すべきではないだろうか?

    だよね。

    更には、化血研が実施してきた方法でも品質がキープされていたとすると、国の基準は無理難題を押し付けていたものともなる。

    これまた然り。

    私の認識が正しくなければ申し訳ないが、化血研販売の製薬30数種のうち8割方は代替品なしとの事。
    これについては出荷OKだと認識してますが、そうすると冒頭の君の疑問は一般市民にも当然ですが、患者にしてみれば他人事ではない問題ですよね。
    ここでも役所の上から目線・他人事対応を感じます。
    現実に即した対応、本質的な対応が必要だよね。

    我々に近い業界でも新聞紙上を賑わしている”教科書白表紙”の閲覧問題・・。
    何か問題がある毎に思うが、ホントに他人事ではない。

  2. 花田屋 2016/01/09 19:43:49

    三歳からの同級生様

    >化血研販売の製薬30数種のうち8割方は代替品なしとの事。

    これは、凄い数値ですね。
    それであれば、その薬が安全であることを証明してあげる事が1番です。

    罰則等、あとでも良いはずです。

    早期に、使用している方に安心を届けてあげてほしい。

    >”教科書白表紙”の閲覧問題

    これも、問題になっていますね。
    これは、命に係わりませんが、是正してほしいですね。

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