5月112017

私たちは使い捨て・・。

今日(5/11)は、朝から曇りがちで、午後からは風も強くなってきた。

 

夕方に、なんとなく嬉しい電話が・・・・。

サラリーマン時代に、公私ともに色々と関係のあった後輩から
「先ほど、Tさんにお会いした時に、たまたま連休前に山藤さんが上京していて会ったんですよ。」と話したところ
「なんで、俺に連絡が無いのか、と伝言しておいてくれて言われました。」と。

Tさんとは、某電力会社の担当として、かなり長い期間一緒に仕事をさせて頂いた先輩。
最後にお会いしたのは、6年ぐらい前。
「近々の上京時には、是非お声がけさせていただきたいと思います。」と伝言した。

退社して、既に10年経ったのに、色々な方に声を掛けて頂ける事は、大変幸せな事と思う。

 

 

昨夏のリオ五輪で日本選手を支えたスタッフ33人が3月31日で契約を終えた。と。

http://www.asahi.com/articles/ASK416664K41UTIL011.html

背景には、有期雇用が5年を超えると無期雇用の権利が付与される労働契約法の「5年ルール」があり、有期雇用の問題が五輪スタッフにも影響しているらしい。

 

私が認識しているのは、今から25年ぐらい前に「派遣法」が施行され、色々な事が変わった。
契約体系が、派遣と請負の位置づけがしっかりしたと思っている。
会社の中に入って仕事をするにしても、派遣は社員の中のデスクの仕事でOKだが、請負の場合は、請負会社の看板を掲示し、その場所で仕事をする等の細かい事も定義されたと覚えている。

その後、色々と変化し、有期雇用の権利が明確になった。

何年も派遣として勤務されている方を、守るための法整備だったと記憶している。
公務員の場合、多くの嘱託の方の雇用をしているが、再契約の時の条件が色々付いて、有期雇用の権利が発生しないようにコントロールしている。

今回のオリンピックの裏方さんも、有期雇用の権利が発生しないようにする為の対応。
派遣法が制定される前は、給与が安くても、継続的に仕事があるという状態で在った。
派遣法制定後は、雇用側は、この権利が発生しないように、工夫している。
つまり、そのあおりを受けているのは、労働者側。

この法律は、当初の目的を達成しているのだろうか?
少々、疑問がある。

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