2月292008

“オレオレ詐欺”対策

最近、この田舎でも、『オレオレ詐欺』に近い事件が多数発生し、数百万円の被害も出ている。
先日江津警察からのメールで事件の速報メールが配信され、役立っている旨を書いた。
その最近メールは、下記の通りである。

最近詐欺事件の警察からのメール

6/27江津警察管内において振り込め詐欺と思われる事案が発生。事案の概要は、通販代金が未納のため民事訴訟を起こすと都内弁護士事務所名で封書が届き60万円の請求をする。

9/10 江津市内において「振込め詐欺(オレオレ詐欺)」事案が3件発生しました。この手口は、高齢者宅に警察官を名乗る男から「息子さんが事故を起こして相手が怪我をした。相手は妊婦で緊急手術の必要がある。息子は取調中で電話に出られない」等と申し向け、時間をおいて数回の電話をし、最終的には事故のもみ消しや治療費名目で百数十万円の現金を要求する。

1/25から1/29江津市内で江津市水道課」や「水道局」などと名乗る不審電話が相次いでいます。電話の相手は「水道料金の還付金がある」などと言い、携帯電話や通帳などを持ってATM(現金自動預払機)へ行くよう指示し、多額の現金を振り込ませるという手口です。

2/25、高校の同窓会名簿を元にして「裁判通達書」という不審な葉書
が、
江津市内に多数届いています。

葉書の連絡先に、絶対に電話をしないでください。また、万が一電話をすると言葉巧みにATMを操作させ口座から送金させますのでご注意ください。


従来は、この様な事件は、都会と決まっていた。
何故、こんな田舎を攻めてくるのだろうか?

先日、父が病院でさんざっぱら世間話をしていて、話が終わってから、
「誰?」
「誰だかわからん。」
と言っていた。
もちろん、相手は明らかに父の事を知っていて会話ではあったが、声を掛けてくれる方には丁寧に対応してしまうのだ。
電話でも、知らない方からの電話は、そうそう無い地域の為、営業とか、オレオレ詐欺にも同様に疑わずに話をしてしまうのかも?

田舎では、それほど電話営業が無いのである。
最近掛かってきたのは、通信会社からがほとんど。
都会時代の様に、「マンション」「家のメンテナンス」「太陽光発電」「オール電化」「墓地」「相場もの」・・・とのべつ幕なし掛かっていた営業電話が無いのだ。
それだけ、その手の電話に対する免疫も無いのかも知れない。

その免疫力の無い地域は攻めやすいのだろうか?


一人暮らしのお年よりも多く、その方々には
「気をつけてください。」
と言い続けてはいくものの、巧みな話術、術中にはまってしまう可能性も高い。
それだけ、人が良いのだ。

そうだとすると、自身での対策は難しい。
遠方におられる、ご子息が対策を立ててあげるべきではなかろうかと思う。

1)留守番電話にして、相手が確認できた時のみ出てもらう。
2)ナンバーディスプレイにして、登録電話番号以外は着信拒否にする。
3)その他
もちろん、本当に必要な電話もあるかも知れないが、それも仕方ない。 

私の父には、NTT電話は、何があろうと出なくて良い。と言ってある。
父には、携帯電話を持たせていて、掛かってくるであろう相手は登録してあり、それ以外は、着信拒否にしてある。
もちろん、ご近所、親戚等には父の携帯番号は知らせてある。

詐欺を働く相手に対して、対策を講じるのもしゃくだが、被害が出てからでは遅すぎる。
物理的な対策も必要だと思うのだが・・・・。

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