2月092010
経済界の嵐?
大手企業の変化がこのところ凄い。
キリン、サントリーの決別。
サントリーのオーナーの存在が大きな壁となった様だ。
更には、キリンとサントリーが合併した時の独禁法も少々心配なところだった様だが・・・。
合併の失敗が良かったかの、悪かったのかは別にして、2社とも海外施策として、他の相手をそれぞれ探す事になる様だ。
次がJALの提携相手。
従来どおり同系列のアメリカン航空との提携強化すると発表。
トヨタの件は、提携とか合併とかの話ではないが、大リスクを抱えた状態。
更に、私が注目したのが、コスモ石油が100億円の負債付きの風力発電事業を荏原から引き継ぐと言うもの。
風力発電は、エコの追い風でまだまだ建設ラシュとなっているが、採算が取れる事業かどうか不明確なところがある。
この事業を100億円の負債を負っても引き取る意図が良く見えない。
もう一つ、先日西武有楽町店が閉鎖になり、どこかの電機量販店が買い取るのかな?と書いたが
ヤマダ電機が検討しているとの報道。
これだけの大きい動きが、ここ数日で報道されている。
やはり、リーマンショックの影響が出てきているのだろうか?
トヨタも、リーマンショックの販売低下が無ければ、もっと迅速に対応し、ここまでの影響は防ぐことが出来たのかも?
大手企業の業績が安定し、かつ世界戦略が見えてこないと経済は安定しない。
やはり、日本は未だ、そのショックから立ち上がるために模索中なのだろうか?