12月122018

第三者委員会は、飾り?

今日(12/12)は、雨が降ったり、一時みぞれになったりと、乱れた天気でした。
これが、山陰の冬と言う感じでした。

 

 

今年の漢字が「災」と発表されました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38832870S8A211C1000000/?nf=1

北海道の地震、江津市も含む西日本豪雨、大田市の地震等の「災」が多かった年でした。
更には、冬には大雪、夏は猛暑と、これも「災」と言えるかも?

これは、納得です。

私は、変化の「変」としました。
「災」の中にある、西日本豪雨で、一晩中の見守りをしたりと気象の変化があり、個人的には、帯状疱疹を発症し、体の変化、我家でのIT環境変化、自治会長を拝命し、町内での変化、個々は小さいですが色々な変化ありました。
と言う事で「変」としました。
くれぐれも「変な人」の「変」ではないですので・・・・。

皆様は、今年の漢字は、何でしょうか?

 

 

最近の不祥事の際の、「第三者委員会は、きちんと機能しているのか?」と疑問に思う事がある。

 

最近では、大学の医学部での入試の不祥事に対する各大学の対応。

下記記事の岩手医科大等は、文部科学省による医学部入試に関する緊急調査で、編入試験と一般入試で一部の受験生を優遇していたことが先週末に、明らかになり、東京医科大のほとぼりが冷めた頃に、謝罪会見した。と。
東京医科大の事件から、どれだけの日時を掛け、発表しているのか?
更に、これから、有識者や弁護士らからなる第三者委員会を設置し経緯を検証する方針だ。と。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20181209-OYT1T50072.html

こんな事は、外部の調査が入らないと、調査出来ない内容だろうか?
これから第三者委員会だと。あきれてしまう。
第三者委員会を立ち上げる事が、逃げになっているのでは?あるいは、逃げ切れる方策を、検討してもらうのが、第三者委員会?

更に、今日日大医学部も・・・・。

 

将来、医者になろうと頑張っている若者に対して、大変失礼だとは思わないのだろうか?
謝罪も、他大学の様子を伺いつつ事務的に、「うちの大学も不正がありました。よって**人の追加合格を出します。」と言っているだけで、反省があっての謝罪に見えないのは、私だけだろうか?

人間の命を預かる優秀な医者を育てる大学の組織がこれで良いのだろうか?

 

 

更に、第三者委員会が、形だけと思えたのが、体操協会の調査結果。

体操協会の第三者委員会は、塚原夫妻に不適切な点が多々あったと指摘したが、パワハラの事実は認定せず、処分に至らなかった。

https://www.nikkansports.com/sports/news/201812110000129.html

不適切な点が多々あったとした、にもかかわらず最後の裁定は、体操協会の顔色を伺ったのか?

上記、記事を書いた記者も、そう記している。
第三者委員会の委員長が、記者会見して、報道の質問等を受けて表明するなら、納得が出来るかもしれないが、体操協会側の発表だけでは・・・・。

過去のオリンピックメダリスト等も、勇気を振り絞り、TVで色々な説明をしている限り、”火の気”は間違いなくあると思われる。

 

文科省は、各大学の医学部、各スポーツ組織の第三者委員会の立ち上げ方も、きちんと指導するべきではないだろうか?
何かしら、甘やかしている様に思えるのだが・・・・。

 

その不祥事を起こした組織が、第三者委員会を発足させ、都合の良い方(組織側の弁護してくれるような方)を選び、その発表でなんとなくやり過ごしているのではないかと感じる事が多い気がする。

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