8月102025
降り始めから109mm
今日(8/10)は、朝から強い雨が降り続きました。
8/9 合計10mm
8/10 合計109mm(21:00まで)
予報では、今日だけで200mm超えでしたし、この近郊での被害の報道はありませんので、少々安心はしています。
ただし、山陰線の特急が運休になったりはしている様です。
また、こちらに来る予定だった(?)線状降水帯が、福岡、山口で猛威をふるっている様で、冠水した地域も有る様です。
お見舞い申し上げます。
まだ、明日、明後日で100mmを超す雨量が予報されていますので、要注意です。
ほどほどでお願いしたいものです。
ただし、この雨の為に涼しくなり、今晩は熟睡出来そうです。
第107回全国高校野球選手権大会で1回戦を突破した広陵(広島)が10日、出場を辞退すると発表した。と。
新聞記事
不祥事による大会途中の辞退は初めて。広陵と2回戦で対戦予定だった津田学園(三重)は不戦勝となる。と。
現在の高野連のルールがどうなっているかを認識していませんが、少なくとも野球部内での暴力事件、飲酒、喫煙等が発覚した時は、過去にも辞退した事例があると認識しています。
野球部の監督、コーチ等の不祥事の時は、どうだったでしょうか?
また、野球部以外での暴力事件が発覚した時は、野球部は大会に出場していたと記憶しています。
この事態を受け、広陵高校の校長が会見した様です。
広陵高校の校長は謝罪の言葉を繰り返した上で、辞退決定に至った理由についても説明。
学校がSNS上で爆破予告を受けたり、生徒が登下校で追いかけられる事態も発生。校長は大会運営への影響に加え、「自校の生徒や教職員、これらの人命に関わるようなことが起きてしまうんではないかと。そういったことが最終的な決断です。そこが全てです」と語った。と。
新聞記事
校長は、出場に至った経緯で、何故出場判断をしたのか、その判断が間違ったていたかどうかは、述べていない様に見えます。
判断に間違いなければ、その理由を述べ、堂々と出場を続ければ良かったと思いますが、少々判断に間違いが有ったと判断する事が有ったのでしょうか?
出場辞退に及んだ理由をSNSの誹謗中傷に逃げている様に感じます。
更に、この広陵高校の辞退を受けての高野連の会見によると、「改めて暴力を一切認めない姿勢を加盟校に求めていきたい」と。
新聞記事
日本高野連は各校の不祥事について、各都道府県連盟からの報告書を受けて審査をしているが、報告書は年間1000件以上に上ることもあり、「(審査の方法に)改善の余地はあるのかもしれない。」と。
年間1000件の不祥事とは、異常と思えるのですが・・・?
これは、野球だけではないかも知れませんが、その取り組みを全高校で、見直す必要がある様に思えます。
今回の事象は、他の記事によると
「今年1月下旬に寮で禁止されていた行為(寮内で禁止されていたカップラーメンを食べた。)をした当時1年生の野球部員1人に対し2年生の部員合わせて4人がそれぞれ個別に胸やほおをたたいたり胸ぐらをつかんだりするなど暴力を伴う不適切な行為をしたということです。
暴行を受けた部員は3月末に転校したということです。
更にSNSでは、今回の事案以外に、監督やコーチ、一部部員から暴力行為を受けたという元部員の申告が昨年3月にあった。と。
おそらく、監督、コーチ等の指導者の中に昭和の指導を良しとする環境が残っていて、生徒の中にもそれで良しと思える所も有ったのだと思います。
ここからは私的な思いですが・・・。
各学校での野球部への特別扱いが、これらの不祥事を招いているとも感じます。
・私立学校等では、野球を使って学校の宣伝をする為に、とにかく野球が上手ければOKで入学を認めている。
・その為か、ベンチ入りメンバー以上の生徒数が集まり、ベンチ入りを逃した生徒の人間的成長が配慮されていないケースがあるのではないか?
・大会では、野球部OBが来て、昔ながらのヤジを飛ばし、野球部の縦社会の象徴とも思える行動が有る。
・学校も、野球部だけを特別扱いを行い、全校応援となる場合が多い様で、選手が特別意識になっている可能性がある。
これらの為か、生徒も監督、コーチも勘違いしている者が出ている感じがします。
今回の事象も、「部のルールを守れなかった1年生を2年生が暴力で指導する。」と間違った方向に行ったものと思います。
「先輩は、ルールを守らなかった後輩を指導する様に」と言われていて、こうなったと思えます。
そこでは無く、ルールを守らなかった時の指導方法を教えていない事だと思います。
昔の「エラーしたら”ケツバット”」なんての指導は無くなったかも知れませんが、それに近い気がします。
今や、野球だけがスポーツでありませんので、学校も野球の特別扱いは止め、更には部活中心(部活での特待生制度等も)の教育は、見直す必要があると思われます。
そう言えば、3.11の時に、サッカーのプロ選手は、すぐにボランティア活動に出たりしていましたが、野球選手は、それから遅れる対応となったと記憶しています。
そんな時も、特別な扱いと思っている様に感じました。
また、下記は、オリンピック金メダリストのレスリング選手、世界チャんビオンになったバトミントン選手が島根に来て、子ども達を指導してくれている記事です。
残念ながら、野球は、元プロが地域の指導に来てくれている記事は目にしますが、現役は、高野連等のアマチュア野球との協定で、プロは指導してはいけないルールがある様で、元プロも指導許可の講習を受けているなんてニュースを耳にしますが、そこからして間違っている様な気がします。
私は、中高と野球を行っていた訳ではありませんが、野球好きなおじさんの1人です。
今の野球人気の急降下は、寂し限りてです。
野球を知らない人でも大谷選手は知っている様ですが・・・。
野球選手を育てる組織が変わらない事には、プロ野球人気の復活は無い様な気もします。