11月282025

核融合発電 概念設計

今日(11/28)は、曇りがちの天気で、日中は11℃台と冬の入り口と感じる1日でした。

ニュースでも、伝えている通り、季節外れの黄砂が来ています。
数日前に洗車した車が、もうドロドロです。






京都大発の核融合スタートアップ、京都フュージョニアリングは、核融合反応を利用した発電装置の製造可能性を検討する初期的な「概念設計」を国内企業で初めて完了した。と。

新聞記事

今後、より詳細な設計に4年かけて取り組み、施設の建設を開始。
2035年には発電が可能なことを示す実証試験に入り、商業発電は42年ごろを見込んでいるという。 

発電実証は5千億~7千億円という大規模事業になる見通しとの事ですが、そんなもので完成するのでしょうか?

核融合発電の燃料は、海水が主で、この発電方式が可能となると燃料は無尽蔵となります。
しかし、その反応をさせるのに、1億℃程度の炉が必要となり、まだまだその開発を各所でおこなっていると聞いています。
その他、関連施設、その設備等は国内のメーカーも、開発しているとも聞いています。

ここで言う所の「概念設計」が、どの範囲を言っているかは不明で、商業発電が、42年ごろに出来るとは、少々信じがたい所もありますが、ごく小出力発電であれば、可能となるのでしょうか?
今の最大級クラスの原発(100万kw程度)と同等程度の発電は、更に先の様な気がします。

否定的な事を書いてしまいましたが、その昔(2010年頃)には、実用化は50年後と言っていましたので、それからすると前倒しされている様にも感じます。

ここの所、AIの進歩により、データーセンター等で、電気の使用量が増え、原発の再稼働、火力発電所の建設等が進められています。
原発は、CO2問題はありませんが、万が一の放射の漏れのリスクはあり、火力発電所はCO2問題があります。
しかし、風力発電、太陽光発電には、発電容量に限界があり、早期の核融合発電が待たれる所です。

記事では、発電実証は5千億~7千億円という大規模事業で、その資金は海外から調達とありますが、ここは国がしっかり予算を付けて、国内で取り組む必要があると感じます。


 




全国各地でバスの自動運転化が試みられていますが、島根県松江市中心部への導入を目指し実証実験中のEVバスに、市長らが試乗しました。と。

BSSニュース

島根県では、以前山間部で、全自動車の試運転が実施されたとのニュースがありました。
その地域で、実運用になった。とのニュースは聞いていないので、メーカー側の試験に場所を提供しただけだったのか?

今度は、松江市内の中心部での試験との事で、市長まで乗車したと言う事は、実用化に近づいたと言う事でしょうか?

江津市での取り組みは、判っていませんが、現在三江線の廃止に伴う生活バス等の運航があります。
そのバスが、運転手不在となるだけでも、色々な面で効果があると思います。
この手の全自動車に乗ってみたいと思います。

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