1月082026

原子力規制庁は大丈夫?

今日(1/8)は、午前中は固い物も含む雨がパラパラする時間帯もあり、午後には日差しが出る時間もありましたが、気温も上がらない1日となりました。








中部電力による浜岡原子力発電所の安全審査における不適切な地震評価を巡り、原子力規制委員会は中部電力本店に立ち入り検査を実施する方針だ。と。

新聞記事

規制庁は外部からの情報提供をもとに2025年2月から調査を進め、不正行為と認定した。
規制委の委員長は「中部電力からの報告を待たずに何らかの対応をすべきだ」と述べ、規制庁に今後の方針検討を指示した。と。

この件について、各TV局も大きく報道しています。
その中で規制庁のトップは、「規制庁の委員は、詳細まで確認できる知識は無く、各電力会社からの申請書を信じるしか無く、今回の様な外部からの指摘が無いと判らない」的な発言をしています。
各委員は、何を調査しているのでしょうか?
項目がそろっているか?適切なフォーマットの書類がそろっているか?程度の確認なのでしょうか?

今回は、「外部からの情報」としていますが、俗にいう中部電力社員か元社員あるいは申請書作成を手伝った外部組織の人からの通報と予想されます。
と言う事は、その通報した人は、ケアレスミスでは無く明らかな偽造操作がなされていた事を認識していたと言う事かと思います。


規制庁は、もう少し、しっかりした組織と思っていましたが、学者とか偉い方の集合で、実務を確認できる人はいないのかな?
どのような予算で、人を雇用しているかは不明ですが、3.11以降は、大変な問題になったのですから、それなりの人権費等の予算を付けて、技術的な詳細を確認出来る人を参集すべきかと思います。
それなりの技術を持っている人を参集させる事は、難しいとは思いますが・・。
少なくとも地震の震度の件、津波の高さの想定、電源系統等程度は・・。


更に、中部電力は、3.11以降の対応を、少々なめていたとしか思えないですね。
原発の耐震設計の前提となる地震の揺れの大きさを指す「基準地震動」について、規制委への説明とは異なる方法で計算し、過小評価していた。と言う事は、発電所内の構造物の強度等が小さくてもOKと言う事でしょうから、改修費を安くする為と思われても仕方ない対策です。
担当者の勝手な判断?組織的の判断?

規制庁の委員は、「ここだけでは無く、他の資料も問題ないとは言えない。」と。
当然です。
他の電力会社は、再調査する事は考えていない的な発言をしていますが、規制庁の審査が、上記に書いた通り、少々甘い様ですので、3.11以前の各種審査において、「これでOKだったので・・・。」と、3.11以降も同様の対応をしているとしたら、問題のある個所もある気がします。(あくまでも、私の感覚ですが・・。)

今回の事象を受け、審査方法ほ再検討する必要があると感じます。
勿論、現在稼働している原発を止めての再審査では無く、稼働しながらの追加審査でも良いと思います。






更に、その原子力規制庁の職員が昨年11月、私用で訪問した中国で業務用のスマートフォンを紛失していた。と。

新聞記事

機密性が高いため公表していない核セキュリティー担当部署の職員名や連絡先が登録されていた。スマホは見つかっておらず、規制庁は「情報漏えいの可能性が否定できない」として、国の個人情報保護委員会に報告した。と。

緊急事態を考慮し、国内、国外でも、(プライベート移動も含め、)どこに行くにしても、必ずこの携帯は持参する事のルールとなている様です。
今回の報道では、中国の空港で紛失したとの事ですので、どのような対応で紛失したのかも少々気になりますが、少々ルールが甘い気がします。

規制庁の担当者は取材に対し、庁内への注意喚起や再発防止に努めるとした上で「海外渡航時などのスマホ携行に関するルールを整理したい」と言っている様ですが、発生するリスクを考慮していないとは、これまた甘いと感じます。

機密性が高いため公表していない核セキュリティー担当部署の職員名や連絡先・・・。とありますが、国として、そのような組織がいくつかあると聞いた事があります。
そこに勤務している人の安全を確保する為にも、その様な対策は必要である事は、理解します。
しかし、それらを含む情報が、各種端末や、スマホに登録されている事に関し、その端末等を紛失する事が、全く考慮されていなかった様に感じます。
国の安全を守るためのリスク管理が出来ていないと感じます。


日本の中枢の情報管理は、大丈夫ですかね?
今や、世界は情報戦争と言っても良い様な状態です。
昨年は、民間企業に被害が出ていますが、日本の中枢の情報管理は大丈夫なのでしょうかね?

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