バックナンバー 2007/12

12月 20 2007

冬の日差し!

今日は、朝から快晴。
山陰の冬は、やはり日差しがあまり無い。
久しぶりだ。
(時々短時間の日差しはあるが・・。)

私が、川崎で住んでいた家は、東南向きで食堂には朝日が差し込んでいた。
特に、関東は冬晴れの事が多く、何気なく日差しを受け止めていた。

山陰では
「日差しは、ありがたい。」
と思ってしまう。

更に、我家が古い為(築150年程度)か、昔は商売をやっていた為か、南向きの家ではあるが、軒が長く出ていて日差しが差し込みにくく、かつ日常生活エリアは、北側にあるのだ。
日差しが無い分、寒い。
夏は、来た方が
「山藤さん家は、涼しいよね。」と良く言っていた。
“夏涼しく、冬寒い家”らしい。

しかし、このような家は、自然のままで伸び縮みする事も考慮し、建てられていて、自然のまま暮らしてこそ、長持ちするのでは無いかと思う。
今や、夏はクーラー、冬はファンヒーターと外気との温度差が大きくなり、各所へ応力が掛かっているはず。
判ってはいるが、慣れきったクーラー、ファンヒーターは、止められない。

しかし、日差しがこれほどありがたいとは・・・。

コメントはまだありません。

12月 19 2007

もう門松???

どうでも良い様な事ではあるが、先ほど市内唯一のスーパーに買出しに行った所、玄関前に門松が座っている。
「なんじゃ・・・」
驚いてしまった。
普段は、他の入口から入る事が多く、いつ座ったものかは不明。

いくらなんでも、早いだろう。
確かに、業者はこの時期は納入するのかも知れないが、倉庫に入れ適切な時期での設置で良い気がする。

と言う私も、実はこのようなものの取り扱いは、あまり詳しくない。
毎年なんとなく、隣近所を見ながらの対応でした。

それでちょっと調べてみたら下記が見つかった。

門松は、
『神道の風習で、「歳神様」と呼ばれる神様を、正月に家に迎えるために家の門にたてる目印。最近は意味もよく知らずに、ただの習慣として玄関に飾られるただの置物にされている感もある。確かに飾ってあるだけで何となく「新年あけましておめでとう」ムードになるのは否めない物。

12月26、27、28日に飾り、1月6、7日にしまうのが一般的らしい。

29日は「苦松(9松)」=「苦が待つ」で縁起が悪い。

30日は旧暦で大晦日なので、不可というところも。ただ旧暦じゃないんでなんとも。

31日は大晦日で、「一夜飾り」とされ、せっぱ詰まって飾ると信仰が薄いとのこと。』

やっぱり、門松はクリスマス過ぎてからだ。
チラシは、”歳末大売出し”とかなっているのに、店は門松ではいくらなんでも・・・。

何か経営意識が違っていませんでしょうか?

どうでも良い事ですいません。

コメントはまだありません。

12月 18 2007

平均寿命

投稿者: カテゴリ:島根県,店主ブログ

本日(12/18)の朝刊に、今年度の平均寿命が発表された。
何と島根県の女性は、全国第2位86.57歳。
男性は第29位78.49歳。
その差、8.08歳。

うーん。この差は、何なのでしょうか?

残りの寿命を考えると、なんとなく寂しくなってくる。

更に、皆さんご存知ですか?
この平均寿命は、今年の新生児の余寿命値だと言う事を。
と言うことは、我々の余寿命は、もっと短いのだ。

しかし、我が父は、88歳。
とっくに平均寿命を過ぎている。元気だ。
川崎に住んでいる頃は、このことについて特に考えた事は無かったが、ここでは独居老人の方が大勢いらっしるし、益々この傾向は強くなるのだ。
もちろん長生きしていただける事は良いのだが・・・。
「息子が、出て来い。一緒に住もうと言ってくれるが、息が詰まるだけだ。」と言われる方が多い。
私の父がそうであったように、都会では近所の方との和気藹々は無いのだ。

そこでだ。
都会で生活する息子たちが納める税金が、全て都会だけに納入されるのはどうだろうか?
田舎は、納税の少ない(無い)お年寄りを面倒見なくてはならないのだ。

介護保険もそうだ。
若い時に、都会で働いていると都会に納めている。定年退職後に、田舎で暮らすとなると田舎は、納税の少ない(無い)方の面倒をみることになる。

例えば、
1.所得税等の20%程度は、納税者の意思で選択できる。
1)そのまま都会に納める

2)田舎の親のために田舎に収める
2.納税分をプールしてもらい、定年後生活するところへ納入する。
とどうだろうか?

法人税も、地方で生産しているものもあるのだから、本社決済だからと言って、全て本社所在地に納めるのはどうかと思う。
(税金に関しては、ほとんど無知で、間違ているかもしれないが)

こうする事により、石原都知事の言うような、地方に
「税金をくれてやっている」的な発言はなくなり、
かつ自分の納めた税金が何処に役立っているか認識できるのでないだろうか?

田舎に帰ってきて、日常の生活には、さほど不便を感じていないが、厚生施設面だとかで、地域格差を感じる今日この頃である。

コメントはまだありません。

12月 17 2007

災害時の情報伝達の対応について

『災害時、腎不全のため、1日おきに人工透析に通わなければならない患者を、どう救助、搬送していくか。災害時要援護者支援の中でも、大きな課題だ。県内の透析患者は1353人、同施設は27病院。しかし、統一した指針がなく各透析施設間の連携も十分でないため、現場は手探りの対応に迫られている。

患者は携帯電話でQRコードを読み込むか、http://www.gis.or.jp/otbにアクセスし、氏名やかかりつけ医療機関、被災状況などを登録、医療機関から連絡を待ち、透析を受けるための情報を得る。』毎日新聞 島根版抜粋

今まで、透析と言うものに縁が無く、大変だとは聞いていたものの実感が沸いていなかったが、最近親友のお母様が透析を受ける事となり、その大変さをこの目で見て実感した。

私の父も、透析までは行かなかったものの、腎臓病で入院したことがあり、現在も通院している。
携帯サイトで連絡が取れるシステムが県内にあるとは、この新聞で初めて知った。
中身が、どの程度充実しているのかは不明であるが、大変良い事と感心した。
しかし、その事実を病院で掲載されている所を見たことが無い。
透析患者は、知っているのであろうか?
このあたりだと、高齢化社会でありご近所の方がこのようなシステムを知っておく事も重要なのだ。
しかし、市のHPを見てもこのような具体的な事の表記は、どこにも無い。防災関連記事は、総論のみの記述になっている。

この様な、本当に役立つ情報を記載してこその災害情報と思えるのだが・・・。

情報に対する設備は、かなりな費用が掛かり、各市町村の予算では無理で、補助金を県又は国に申請しているのが現状で、かつその設備を導入できたとしても、メンテナンス費用は各市町村持ちの事が多く、そのメンテナンス費用が出ないために設備の導入が出来ない所も多いと聞いたことがある。
このことは、さて置き、災害時の個々の訓練(消火器の使い方等)は、いろいろと実施されているが、情報伝達の訓練については、あまり聞いたことが無い。
災害時には、透析が必要な方以外にもいろいろな情報伝達が必要なケースが考えられる。
しかし、安否確認の方法すら指示されたことが無いのが現状である。

3 件のコメントがあります。

12月 16 2007

30年ぶりの再会

投稿者: カテゴリ:店主のまわり,店主ブログ

浜田市役所の5階、議員控え室等があるフロアーのロビーで待ち合わせだ。
友人は、現在浜田市市会議員の渋谷氏だ。
高校時代の同級生だ。30年ぶりの再会であったが、昔の面影がありすぐわかった。
彼は、昨年目の病気をして、現在極端に視力が低下し書類を見るのが大変そうであったが、元気である事で安心した。

話は、政治家らしく、
「江津はどうよ?浜田も江津も大変なんだよ。」
と市内状況の雑談からスタートだ。
「仕事は、どうした?」
「携帯連絡網等を用いたITコンサル的な事をやってる。」
「最先端だな。このあたりは、弱いところだから是非頑張って普及させてほしい。」
と激励を受けた。
同級生も、ほとんど都会で就職したままで人材不足らしい。
市会議員3期目との事で、政治家らしい雰囲気が出ていた。頼もしい。
先日、東京都の法人税3000億円を地方に・・・。と言うニュースが流れていたが、やはり都会の税収は、膨大で”金”で解決できる事も多いのだ。ここでは、それもままならず、大変な様である。
「次回は、ゆっくり食事でもしながら」と約束し別れた。

浜田市は、Uターン後、2回目である。とは言っても、1回目は昨年度分の確定申告に行っただけで市内は歩いていない。
浜田市は、私の住む江津市から西に20kmの石見地区最大の市だ。とは言っても人口は、6万ちょっと。
高校時代3年間通った、思い出の地である。

今回は、渋谷氏に会うまでに少々時間があり、30年前は、一番の繁華街であった新町、紺屋町、朝日町を歩いてみた。
「これが一番の繁華街?」
と思うほど、シャッターが降りている店が多く、寂しさを感じた。
とは言っても、当時は高校生で、もちろん夜の街を知っている訳でもなく、かつ高校から少し離れていた事もあり、それほど知っているわけでもないが・・・。何軒か老舗の和菓子屋さんとか古いたたずまいの店が残っていた。
ぷらっと入った喫茶店で聞いてみると、
「郊外に出来ている大型スーパーの近郊がやはり一番にぎわっています。駅前が、少し元気になりかけています。」

江津市も浜田市も人口減少が進み、活性化が課題になっている。
施策は、いろいろとやっているものの”これだと言う薬”は、もちろん無い。
しかし、この活性化に貢献できる”私に出来る事”を考えさせられる1日となった。

渋谷君の視力は、回復の可能性が少しは残されている様で、全面的な回復する事を期待したい。
また、良い友人と再会できた。感謝。

2 件のコメントがあります。

12月 14 2007

ありがたい出会い。

投稿者: カテゴリ:店主ブログ,花田屋関連

12/12に“ロータリークラブで講演”と報告しましたが、昨日(12/13)某所でうれしいお話を聞くことが出来ました。

ロータリークラブ会員である某GSのT氏を尋ねたところ、ちょうど昼飯時であったこともあり
「山藤さん、飯食いにいきませんか?」
「行こう」
と言うことで近所のお寿司屋さんに。
このお寿司屋さん、私も何度か行った事のある店であったが何と込んでいる。
どうやら、お寿司屋さんではあるが天丼が有名な様だ。
私は、刺身定食を頼んだが、隣の方の天丼を見てびっくり
大き目のどんぶりから具があふれんばかりの大盛りなのだ。
価格は、どれも1000-。リーズナブルだ。

本題からずれてしまった。
このお寿司屋さんの件は、別途書く事としよう。
そこに、ある建設業の社長が来ておられ、T氏が紹介してくれた。
昨日のロータリークラブの講演を聴いていただいた方であった。
開口一番
「昨日の話は、良かったです。
江津は、井の中の蛙状態だ。君の様に刺激を与えてくれる人が必要だ。
30人の内、昨日の話を本当に理解しているのは数人かも知れないが、
是非続けてあっちこっちで話てほしい。」
更に、彼は熱く語った。
「自分の業界は、まだ他地域に比べて仕事があるが、すぐ先は見えない状態になっているのに改革に動き出そうとする人がいない。他業種もそうだ。」
15分ほどの会話ではあったが、ありがたいお話であった。
勇気が湧いてくる。
今日も、頑張ろう!!。

3 件のコメントがあります。

12月 13 2007

ノドグロは、高級魚

投稿者: カテゴリ:店主ブログ,食、食材

最近は、食べ物ネタを書いていなかったので、今日は食べ物ネタで。
以前“『魚は白身』だ!!”でおっちゃん様が『岡山のさわら』『京都のハモ』『石川のノドクロ』は憧れとコメントしてくれた。
そのノドグロは、ここでも捕れるだ。
確かに、美味い。
煮つけ、から揚げ最高。
しかし、下手に煮付けると身がボロボロになってしまうと言うより、骨離れが良いのだ。
身自身は、しっかり歯ごたえがあり、油ののりが上品。
から揚げは、中骨以外は、全て食べられてしまう。
頭にかぶりつくのが、快感である。

子供の頃は、
「またノドグロ」と母を困らせたものだ。
そのくらい庶民の魚だった。
東京時代、ほとんど見かける事が無く、その味も忘れかけていた。

Uターンして驚いた事は、ノドグロが高級魚なのだ。
鯵と同じ大きさだと3倍ぐらいの価格かな。

最近は、干物まで登場している。
子供の頃も有ったのか記憶に無いが、手間が入ってる分だけこれまた高級品。

庶民の味は、どんどん無くなっている気がする。
油の値上がりで、魚も益々高くなるのだろーか?
「戻って来い、庶民の味」

4 件のコメントがあります。

12月 12 2007

ロータリークラブにて講演

投稿者: カテゴリ:店主ブログ,花田屋関連

本日(12/12)、市内のWホテルにて江津市ロータリークラブの例会で講演させていただいた。
題目は『ITと経営改革』(かっこいい?)
PDCAの経営サイクルに情報を絡めた簡単な説明と、今推進しているシステムの紹介をさせていただいた。
30数名の市内の企業経営者の方々に熱心に聴いて頂き、講演後御質問していただいた方もおり、有意義な時間を過ごさせていた。

imgp1541.JPG

imgp1544.JPG

メンバー殿の中には、中学時代の同級生もおり、思わぬ再会をさせていただいた。
更に、先日ブログに書いた『島根のおじ様』のアクアスの館長もメンバーにおられ、お話させていただいた。
あのCMの後、来客数が増えていると話しておられ、この件は、某新聞社が取り上げてくれたのを、大手広告代理店が見てオファーをしてきたものだそうです。

講演後、他の場所での講演依頼も頂き、江津市でまだまだITの遅れはあるものの、興味をもたれている方もいる事を認識でき、この活動を続けていく勇気を与えていただいた。

このような機会を与えていただいたロータリークラブの会長殿に感謝致します。

2 件のコメントがあります。

12月 11 2007

全戸に光ファイバーだと。

奥出雲町、全戸に光ファイバー網敷設・島根県内で初
島根県奥出雲町は全戸に光ファイバーを敷設し、FTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)網を完成した。地上デジタル放送や高速大容量インターネットなどのサービスを各戸に提供する。都市部との情報格差是正などが狙いで、利用料金は月2000―5800円。
2007-12-11日経新聞抜粋

だそうだ。
すばらしい。いろいろな補助金を活用して行った様だ。
我が江津市は、とてもとてもその意識は無いだろーな?
ここも、未だ光ファイバーが来ていないのだ。
市のHPに『電子自治体・地域情報化計画』なるものがあるが
その中の計画の推進施策は、
・情報リテラシーの向上(パソコンやインターネット講習等のIT学習機会の提供)
・推進体制の整備(産学官民が一体と推進会議の設置)
これでは、何もしないと言っている様なものだ。

私が、IT、ITと叫んでも、誰かの歌の如く
右から左へ受け流されてしまうのだろうか?

受け流される前に、もう一度、右の耳で叫んでやろう。
「IT普及しない事は、鎖国時代の日本の様なもの」
ちょっと大げさ?

コメントはまだありません。

12月 10 2007

江津でもイルミネーション

江津にもイルミネーションがあった。
昨年は、そんな話題も耳に入る余裕もなく、江津には、その文化は無い物と思っていた。
昨日、夜少々用があり出てみると、小さいながら(失礼)イルミネーションを付けて楽しんでいらっしゃる家庭もあり、驚いてしまった。
更に、新聞で『江津市役所でイルミネーションが点灯』との記事を見ていたので、下記の写真をパチリ。
『市民の方々に夢と希望を与え、心あたたまるまちづくり』に寄与する目的だそうだ。
電球 24,200個

imgp1533.JPG

都内で、何十万個とか何百万個のイルミネーションを見たこともあり、それと比較すると何とも小さいイルミネーションではあるが、街並みにそれほど明かりのない江津では、冬空に輝くイルミネーションでなかなか良い感じでした。
創めてから数年だそうで、徐々に電球の個数も増えている様で、活性化に繋がってくれればと思います。

2 件のコメントがあります。

« 前へ - 次へ »