2月252008

石油ファンヒーターの威力

23日は、朝から小雪がチラチラする寒い日でした。
石油ストーブは、付けているものの、仕事部屋で防寒服を着て震えていました。
と言うのも、いつも使っている石油ファンヒーターが故障し、やむなく昔の石油ストーブを引っ張り出し点けたのだが、これが暖かくない。
おもっいきり、近づけてやっと少し暖を取れる程度。
しかも、着火時は臭い。
以前にも、紹介したとおり、今の我家は古く障子での仕切りで隙間風も相当あり、その為に熱がどんどん逃げていることもある。
換気は自動換気だけど・・・。
昔は、この石油ストーブでもかなりな効果は有ったのだろうが、石油ファンヒーターに比較したらやはり劣る。
確かに、子供の頃は、下着とかいっぱい着込んでいた記憶もある。

石油ファンヒータの故障は、数日前から何やら変なガスが出ている様で目が痛くなり、石油ファンヒーターの上部に手を当てると熱を持っていた。
一酸化中毒になっても困るので、慌ててインターネット取説をダウンロードして、手入れの方法を確認するが、フィルターを掃除機で吸い取る程度(これは時々やっていた。)で、後はサービスセンターに連絡と書いてある。

間違いなく、内部にもホコリが着いていての不完全燃焼と判断したのに、自分では内部の掃除も出来ない。
とは言いつつも、ドライバーを持ち出しファンの部分、噴出し部分を外してみるとすごいホコリ。

imgp1705.JPG

(正面)

imgp1706.JPG

(背面)

(写真は、ついでに作業をした同型機のため、少々きれい。)
それを取り除き、見える範囲を拭いて、組み立てた所、石油ファンヒーターの上部の熱を帯びる現象は無くなったものの、ガスは相変わらず出ている様でやはり目が痛い。
もう少し念入りに掃除すると良いのかも知れないが、素人では分解できる範囲が限られている。この商品はインターネットで購入した物だし、この田舎には当然サービスセンターは無い。
メンテナンスをお願いしても、おそらく2,3万円は掛かってしまう。

インターネットで、ほぼ同製品を検索すると、23000-。(送料込み)
もう少し高かった記憶があるが、2月の末と言うこともあり処分セールなのか、メンテナンスを頼むよりおそらく安い。
と言うことで、即刻発注。

しかし、明日すぐ届くわけでもなく、数日間は、普通の石油ストーブで風邪引くのも嫌だし、寝室から毎日仕事場まで石油ファンヒーターを運ば無ければならないと思っている。
早く来い来い石油ファンヒーター。

しかし、昔の石油ストーブは、機構が単純で、素人でもバラバラ状態に出来き隅々まで掃除が出来た為か、製品も長持ちした気がする。
それに対し、石油ファンヒーターは、各種センサー等も含めた電気回路があり、かつファン等の機械部品もあり、素人には細かいところの掃除がまったくできず、寿命が短い気がする。
寿命が、石油ストーブが10数年に対して、石油ファンヒーターは5,6年ぐらいだろうか?
もう少し、各家庭でも掃除等が簡単に行え、長持ちする様に出来ないもんだろうか?
又は、ホコリが内部に入りにくい構造にする事も考えたほうが良いのではないだろうか?
改善するとコストも掛かり値段も上がるのかも知れないが・・・?

石油ファンヒーターの威力は、認めるところだが、寿命がもう少し長くならない物だろうか?
23000-で5,6年と言う事は年間4000-程度の償却だから仕方ないかとも思うのだが・・・。

追 記
話は、まったく変るが、以前 “国の対応に時効?”にて、
「時効だの恩赦だの理解しがたい物があるが、国の不備ぐらいは時効対象外にしたらどうだろうか?」と書いた。
その時は、全ての案件に対して時効と言うものが成立するのかと思っていたが、今回の”ロス疑惑の容疑者をサイパンで逮捕”のニュースによるとアメリカでは殺人事件には時効は無いとの事であった。
日本が無罪とした物に対して、アメリカで有罪が決まると日本の裁判制度だの、警察だのの威信が崩壊とか言っていっていてその事は少し気になるところではあるが、容疑者にはまったく興味ない。
しかし、アメリカの殺人事件に時効が無いのには、共感できる気がする。
アメリカは、主犯人を逮捕するには、おとり捜査を行ったりもする。
これだけ、日本でも凶悪犯罪が多発する事を考えると、色々な見直しをしても良いのではないかと、あらためて思った。

2件のコメントがあります。

2 件のコメントがあります。

  1. 新聞屋の所長 2008/02/25 18:42:48

    やってますな~ 修理屋さん泣かせ。
    ご近所の老人世帯の点検もして上げて欲しいな。
    石油ファンヒーターも安くなった分、長持ちされてはメーカーも困るのでしょう。5年使えば・・・いろんなモノが買い替え時期になってきますね。

    売る側は、適度なサイクルで新調して欲しい。消費者は徹底的に使い潰したい。確かにモノの評価にライフサイクルコストという考え方があり、イニシャルコストを使用年数(耐用年数)で割って、年間コストいくらという表現で、高いモノは売る。

    我々、貧乏人はその年間コスト分だけを毎年支払い、使用できたら楽なんだけどね。

  2. 花田屋 2008/02/25 22:59:47

    新聞屋の所長様

    ご近所さんの修理と言うか、清掃は出来ないよ。
    何かの要因で火災になっても困るし・・・・。
    自分の物だと、適当にやるけど・・・。

    火災とかの原因にならない用品だと多少は面倒見れるけど・・・。

    償却年数を考えて、ライフサイクルの考え方を家庭でも行えば良いのですが・・。積み立てなんかしないしね。
    >我々、貧乏人はその年間コスト分だけを毎年支払い、使用できたら楽なんだけどね。

    賛成だね。実現は難しいと思うけど・・・。

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