6月
07
2011
今日(6/7)から中堅社員研修が島根県西部高等技術校の主催でポリテクにて開講された。
5/19”5Sリーダ研修”にて、5S研修が始まった旨報告したが、今期の目玉としてもう一つ”中堅社員研修”も開講となった。
5Sは、入社5年以上、中堅は入社10年以上の参加者。
中堅も10名の少数精鋭。
中堅社員研修は、3時間の10回コース。
今週から毎週火曜日に開講する。
2ヶ月の間に、中堅社員として必要な講義を受講しながら、自社の自部門の問題点を解決する事も行う。
第1回目の今日は、まずは開校式。
江津市役所、産業振興部釜瀬部長にご挨拶を頂いた。

「3/11の大震災以降ものづくりが海外に流出する事も多くなっている。是非中堅の皆さんには頑張っていただき、江津の雇用を守っていただきたい。」との挨拶。
その後、リーダシップと問題解決PDCAのPlanの講義を私が担当し行った。

この地域で、この様な研修が初めてで、今回受講される方もおそらく初めての研修。
これで、この地域で、新入社員研修、5S研修、中堅社員研修が開講された。
研修の効果が出るまでには、相当の年数が掛かると思われるが、何とか継続していかなければならない。
5月
20
2011
昨日(5/19)に、報告した研修の模様が、本日の山陰中央新報に紹介された。
5S研修
私の個人名も書いていただいた。
今回は、江津支社の記者は、他取材との事で、浜田から来て頂いた。
と言う事で、その記者の方にお会いするのは2回目だが、ほとんどお話ししたことが無かった。
講義が終わった頃、その記者からお電話頂いた。
「山藤さん、お幾つですか?」
「・・・・。1955年生まれだから・・・55歳です。」
最近、すぐに自分の歳が出てこない。
幾つでもたいした事では無いのだが・・・。
こんな事は、さておき研修程度の事を記事に載せていただきありがたい。
この地域でも、専門教育が出来る事を理解していただく事は良い事だとおもっている。
5月
19
2011
今日(5/19)から、以前から提案していた5Sリーダ研修が開講した。
1回3時間の5回コース。
途中で、参加者の会社を訪問し、フォローする事も含めている。
地場産センター主催で、ポリテクカレッジを会場に、限定10名の少数での開講。
今日は、5Sの基本講義。
私が講師を担当。

5Sをご存じない方のために
5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾の日本語頭文字を取って5Sと言っている。
言葉だけだと、小学生の時から良く言われていた事。
しかし、企業でこの活動を行うとなると、そこそこ大変。
5回分の企画を立てるにあたり、私の信条は”全員参加”
つまり、講義を聞くだけでは身に付かない。
今日の講義を基に、自社で推進していることを次回以降、毎回途中経過等を必ず発表してもらう事にしている。
発表内容について、しっかり指導する予定だ。
おそらく、この地域で5Sの専門講義が開催されるのは初めて。
工場の品質確保、工場内の安全の第一歩の5S。
5Sリーダ研修を提案してから開講するまで、少々時間が掛かってしまったが、まずは開講できたことに安堵している。
更に、次の講座も開講が予定されており、地元に教育文化が定着する様に頑張らなければならない。
4月
23
2011
今日(4/23)、突然のハガキが送られてきた。
先日、報告した新入社員研修の時に名刺交換させていただいた某社の社長からだった。
当日、新入社員の討議結果の発表時に企業の方にも参観いただくようにお願いしており、ご出席されていたのだ。

講義のお礼と、社長の信条だろうか「素直三昧」と大きく書かれていた。
「素直三昧」
凡人には、なかなか難しい。
誰かが言った言葉かな?と調べてみると
松下幸之助氏の著書「素直な心になるために」に出てて来る言葉だった。
素直な心で・・・・。
機会があれば、全文を読んでみるとことにしたい。
しかし、この様な礼状を、さらっと出せる気遣いが嬉しい。
今回は、ご挨拶程度で、お話をする時間が無かったが、是非ゆっくりお話を伺ってみたいと思っている。
4月
21
2011
本日(4/21)は、昨日の益田地区に続き、石央(浜田・江津)地区新入社員合同研修の講師を務めた。
受講者は、57名。
昨年より、周知されてきたのか、両会場共に昨年より参加者が増えた。良い事である。
内容は、昨日と同じ、BSを使ったグループ討議と個人目標の設定。
写真は、個人目標の講義の模様。

その後、各自個人目標の設定。

その後、討議結果の発表。

10月にフォロー研修が定されており、その時に彼等とは再会する予定である。
大きく成長してくれている事を期待したい。
4月
20
2011
今日(4/20)、益田地区新入社員合同研修会の講師を行った。
本研修は、19,20日に、この4月に浜田高等技術校と益田高等技術校が合併し、旧益田競馬場跡に建設された西部高等技術校の新築校舎で開催された。
2日目は、BSを用いたグループ討議及び各自の目標設定を行い、最後に各社の上司に来て頂き、発表会を実施した。
討議に入る前に、学生と社会人の違い等を説明する際
「今朝、新聞を読んできた人?」と質問したところ、手を揚げた方は、0人。
これには、ショックを覚えたが、今時の新入社員は、こんなものか?
その後、BSのグループ討議開始。
昨年は、「企業人として重要な事は?」と言うテーマで討議をしてもらったが、今年は、「東北大震災に対して、自分達が出来る事は?」に、急遽テーマを変えて討議をしてもらった。
討議開始前に、浜田産業振興機構に在籍で、地震発生後石巻に応援に行かれた佐々本さんに、お越し頂き現地の生写真を用い、現地の状況を紹介頂いた。

現地の状況を話し始められたとたん、現地の状況を思い出され、声を詰まらせる場面もあり、その悲惨さは、それだけで、伝わってきた。
生写真は、報道で紹介されるものより、ひどい状態の物も・・・。
受講生も、これにはさすがに、ぐっと来たようで、写真に釘付け状態。
災害の少ない地域だけに、災害に対する感覚が変ったかも?
その後、グループ討議開始。

その後、各自目標値を設定し、各Gr単位での発表

発表時には、各社の上司の方も臨席。

今年の新入社員研修も、昨年と同様の成果があったと思っているが、終了後、某社の幹部の方から、
「良い、研修でした。秋の研修も受講させますので、よろしくお願いします。」と挨拶を受けた。
この様な、激励はありがたい。
明日は、浜田・江津地区合同の石央地区の研修。
2日連荘は、体力的に厳しい所もあるが、頑張らなければ・・・。
4月
18
2011
今日(3/18)は、朝から冷たい風が吹く、雨あり、日差しありの1日。
今週は、HPのTOPにも掲載している、県主催の新入社員研修が開催される。
私の担当は、教育の2日目。
益田地区4/20、浜田・江津地区4/21の講師を行う。
昨年度より、益田地区は12名増え45名、浜田・江津地区は2名増え57名との連絡をもらった。
就職者数の推移が不明で、単純に増えたとは言えないが、今年から参加いただく企業も多く、新入社員に教育を受けさせようとしてする企業が増えていることを感じる。
万全な準備を行い、取り組まなければならない。
教育の結果は、別途報告します。
3月
31
2011
一昨日(3/29)、サッカーのチャリティーマッチが開催された。
試合は、見てはいないが、その後のニュースで、野球界とサッカー界の違いを見たような気がした。
サッカーには、それほど興味なく、チーム名選手名すら危い。
選手インタービューでも、サポーターを持ち上げる白々しい発言も耳にする事もあった。
“サポーター”と言う言葉は、Jリーグ発足頃から盛んに使われる様になった気がする。
個々の選手だけでなく、サッカー界が、サポーターを意識し運営をしている事が、今回のチャリティーマッチで、理解できた気がする。
海外チームに所属する選手も、この試合の為だけに帰国している。
更には、試合会場に、前日本監督の岡田氏、その他ラモス氏、武田氏等が駆けつけ、募金を募る映像も・・・。
野球界は、開幕をめぐってのあの騒動。
プロ集団、最大の団体で最も歴史もある組織だと思っている。
個々の選手・チームは、それぞれ支援活動等をおこなっている姿は、報道されているが、野球界として何も見えてこない。
4月12日に開幕が延期されたのだから、チャリティーオールスターでも開催すれば・・・。
こんな事を思ってしまった。
ところで、今年度も今日(3/31)で終了。
明日から、新年度。
私も、明日から新たな嘱託場所に勤務する。
江津市役所の嘱託として、企業の色々な対応をする事となった。
ポリテク時代の延長業務と思っている。
新たな、提案も行う予定である。
ただし、新入社員教育等は、従来どおり花田屋の業務として行う。
20ヶ月間勤務させていただいたポリテクの皆様に感謝しています。
この経験があり、新たな勤務場所が出来たと思っています。
これからも、ポリテクにて講師をする事もあり、また企業とポリテクを繋ぐ橋渡しが出来きる様に活動して行きますのでよろしくお願い致します。
昨年度より、某企業にて企業教育を実施しているが、更にもう一社依頼を受けており、5月頃から開始する予定にしている。
充実した新年度になる様に、頑張らなければならない。
3月
30
2011
昨日(3/28)の、日刊工業新聞に東京電力の夏場の電力事情の予想が出ていた。
今年の夏場の需要予測の最大電力は、5500万kw、平日平均で4800万kw。
直近の供給力は、3650万kw。
7月末には、休止火力等を立ち上げで、4650万kwを確保する見込み。
更に、火発電所の敷地内に比較的早く建設できるガスタービン発電を設置し40万kw程度の確保と、IPPからの受電増加のお願いで、何とか5000万kwを確保する努力をするとの事。
私はこのブログ上で、夏場最大需要を6000万kw、供給最大を5000万kw、1000万kw程度不足の予想した。
当たってほしくない予想ではあったが、やはりほぼ正解。
後は、大需要企業の土日での生産計画等を行ってもらうしか道は無い。
更には、程々の暑さで・・・・・。
しかも、この供給能力は数年間は、増加する事が望めないかも?
一番大変なのが、関東に主力工場を持つ企業だ。
更に、東北地区で被害が大きい各種部品メーカ。
大手企業が早く立ち上がらないことには、日本の景気回復は無い。
新聞紙上で、「中計見直しせまられる」と出ている企業もある。
部品工場の多い、江津市も影響が出始めている。
雇用確保にも・・・・。
私は、東北地方に直接役立つ事は出来ないが、雇用確保の為のセミナーの企画、講義等を精力的におこなっていきたいと思っている。
早く、企業が安定しますように。
3月
18
2011
今日(3/18)、以前から行っていた雇用調整事業の講義を行った。
本講義は、毎週金曜日にポリテクカレッジを会場に行われている。
私は、毎月1回と特別講義を1,2回担当していた。
今日、今年度最後の講義を、午前、午後と2回担当した。
今日は、年度締めくくりと言う事もあり、「新商品を考えよう」と言うテーマで講義の後、グループ討議を行ってもらい、新たな事を考えてもらい発表してもらう事としていたが、最初の30分ほど時間を取って、今、日本の一大事となっている福島第一原子力発電所の事故に至った経緯、今後の対応等を紹介した。
今回の事故で「何が何でも原子力発電は反対」との感情になってもらっても、日本の電気事情は困る。
今日の出席者は、午前・午後併せて220名程度ではあるが、少しでも理解いただきたいとの思いで講義をした。
その後、新商品ではなく、新規事業として「県外から1万人を呼ぶイベントを考えよう。」をテーマにグループ討議をしてもらい、結果を発表してもらった。
なかなか、面白い発表もあり、「実現できる」と思える物もあった。


1年半前に、この講座の講義を担当した頃は、1回60名程度の出席だったが、今は200名超え。
まだまだ不況の波から抜け出せていない。
更に、今回の地震の余波で、休業をせざるを得ない企業もあると聞いている。
早く、本講座が閉講となり、企業が通常状態になる事が望ましいが、4月以降も継続されることとなっている。
地域の企業が、元気になり活性する事を期待している。