9月
09
2008
久しぶりに魚の話題です。
6月14日“スズキ”で紹介した、”スズキ”と言うか”セイゴ”が、近所の江川で釣れるのだ。
セイゴは、スズキの子供。
いつもの通り、夕方のウォーキングを江川の橋の上で行っていると、ご近所の吉田さんが、釣り開始の準備中。
しばらく見ていると、竿入れて数分すると当たりが・・・。
30cm程度の”セイゴ”だ。
しかし、お盆を過ぎると、まだ子供の15cm程度の方が良く釣れる様になるとの事。
1時間ほどで、大小12,3ひきの釣果。
この場所は、河口から1km程度のところで水深7,8mはある。
海水もずいぶん混じっている様で、流れによってはアジも釣れるとか。
更には、底釣りをすると、たまにうなぎも釣れるらしい。
「数千円の竿セットで十分釣れるので、来年はデビューしたら・・・?」
「数千円だったら、十分元は取れそう?」
来年は、検討しよう。

30cm物を2ひきほど頂いて来た。

左は、”あらい”にして(下はクラッシュアイスです。)
右は、酒蒸しにしてポン酢で。
セイゴは、虫とかを食べる魚ですので、川魚の独特の匂いは無く、”あらい”で締めるとコリコリして美味です。
酒蒸しすると、これまた上品な白身。
近海物ではないですがセイゴも良いです。
8月
28
2008
カレイ(鰈)の種類はたくさんあります。
マコカレイ、石カレイ、赤カレイ、黒カレイ、 真カレイ、水カレイ・・・・
更には、ブランド城下カレイまで。
平目とカレイの見分け方ご存知?
「左平目に右鰈」
魚の内臓の入っている方を下にして、尻尾側を自分の方向にセットした時の目の位置です。
平目は、高級魚、カレイは雑魚とされる事が多いですが、確かに刺身は平目の勝ちと思いますが、塩焼き、煮つけ、ムニエル、から揚げは、カレイの勝ちと思っている。
このあたりでも、色々なカレイが捕れるみたいではあるが、もっとも手ごろにエテカレイと言うのがある。
下記写真、2枚で200-と超安値。

このサイズだと、から揚げが一番いい。
内蔵を出し、少々切り目をいれ、塩コショウ。
薄力粉をまぶして、油の中に。
甘酢あんかけが美味いが、ウスターソースでも十分。
お盆前後は、漁もお休みで、近海物の魚もなくなるが、また増えてきた。
これから、秋に向けての近海物も楽しみだ。
8月
02
2008
またまた、近海物です。
ウマズラハギです。
上手い事名づけたと思います。
店では、カワハギとして売っていたが、どう見てもウマズラ。
しかし、30cm越えの大物 380-
身は、しまってて美味いのに安い。ありがたい魚です。
カワハギよりは、美味しさは少々劣るとされているが、食べ比べた事が無く、良く判らない。

ウマズラハギは、全国どこでも捕れる魚の様です。
東京時代、ウマズラハギとかカワハギは、皮をはいだ身のみを売っている事多く、自宅での刺身は、まず無理。
刺身はお店で食べるものでした。(とは言ってもそうそうお目にかかれなかった。)
よって、初めてウマズラハギの刺身に挑戦。
皮は、イメージ的には、爬虫類を想わせるバリバリの物。
ちょっと、切り目を入れて、本当にバリバリと剥ぐ感じだ。
出てくるのは、ご存知の少々ピンクがかったあのぷりぷりの身。
後は、肝を傷つけないように取り出し、3枚におろして、薄造りの刺身に。
肝を付けての刺身は、格別でした。
またまた、近海物に感謝!!
8/2日、6:00起きして足立美術館に行きます。
その模様は、別途報告する事として、早く寝なければと思うのですが・・・。全英女子オープン2日目
現在、
不動-11でTOP(16番終了)
上田-9で2位(15番終了)
宮里-7で7位(終了)
TV中継も始まりました。
これは、寝てられないぞぉ。どうしよう。
7月
27
2008
“あかばな” さしみ用 として売っている魚があった。
「あかばな?」初めて聞いた。
しかし、25cm程度二尾で391- 安い。

写真を見ると、お判りといただけると思うが、別に鼻が赤いわけでもなく、カンパチの様な違うような・・・・?
全体的に黄色を帯びている。
天然の証拠?
黄色を帯びていて天然は、うなぎだけ?
安さも手伝い、即購入。
帰宅後、インターネットで調べてみると、カンパチの島根地方の呼び方とある。
「やっぱり、カンパチだ。」
何であかばな?との疑問は残ったが、早速刺身に。

食べてみると、やっぱりカンパチ。
上品な脂がのっていて美味い。
もう一尾を、西京味噌に漬け込んだ。
数日後が楽しみだ。
7月
19
2008
あるスーパーで、”はまぐり”(浜田産)と商品表示のした物が売っていた。
小粒ではあるが、とにかく安く、すぐ飛びついた。
川崎時代も、国産など売っておらず、中国産というのを2度ほど買ったことがあったが、2度とも何か泥臭く、あの独特の”はまぐり”の香りがまったく無くて
「やっぱり駄目だ。」
とそれからは一切中国産には手を出していなかった。
江津のスーパーでも、時々中国産を見かけた事があるが、手を出していなかった。
しかし、今回は、地元産”はまぐり”。
久々の国産品。
期待を胸に、潮汁にするべく、鍋に入れる。
沸騰して、貝が開き始めても、あのうす紫色の出汁にならない。
香りも薄い。
?????
良く見ると、”はまぐり”独特の貝殻の厚みが無く薄っぺら。
更に、”はまぐり”の身の特徴である出入官が小さくほとんど見えない。
これは、”はまぐり”では無い。もどきだ。
詐欺だ!!
期待していただけに、怒りを感じた。

写真は、食べた後の殻ですいませんが、薄っぺらな貝殻がお判りいただけるだろうか?
店名は、カットしたが、表示に”はまぐり”とはっきり書いてある。
確かに小粒8ヶ程度で261円は、確かに安すぎるが・・・。
ちょっと見、確かに”はまぐり”には見えたが・・・・。
もしかすると、”***はまぐり”とか言う貝かも知れないが、”はまぐり”として販売して良いのだろうか?
偽装表示では、無かろうか?
最近問題となっている、産地偽装ではないが、品名偽装にはならないのだろうか?
子供の頃、海水浴に行って簡単に獲れていた”はまぐり”が、今や手に入らない食材になってしまった様だ。
一般的に、”ししゃも”と売っている魚も、偽者だとTVでは報道されていて、国産の本当の”ししゃも”は、北海道の限定地区しか食せない様だ。
この様な、物を”ししゃも”と表示して良いのだろうか?
法律上、どうなのかは、知らないが、今回の”はまぐり”にしろ何か表示方法は考えていただきたい。
7月
11
2008
久しぶりの近海物報告です。
今日は、イサキの良いのがありました。

30cm越えで、丸々太って480-、都内より少々安いかな?
イサキは、東京時代もスーパーにはありましたので、珍しくは無いと思いますが、このあたりでも日常売っている魚です。
色気の無い姿ではあるが、3枚おろしをして皮をはぐと、何ともきれいな薄紅色。
勿論、刺身は美味。
それともう一つ。
シイラと言う魚をご存じたろうか?
http://www.zukan-bouz.com/suzuki3/sonota/sira.html
この辺りでは、”万作”と呼ぶ。
身は、刺身でもいけるが、それほど美味いと言うものではない。
ムニエルだと、平目に近い味わいにはなる。
切り身は、いつも売っているが、あまり人気が無いようで、本当に安い。
私もほとんど買わない。
しかし、卵は別。
美味なのだ。
この万作の卵を見つけるとついつい買ってしまう。
この魚が少々大型(大きいものは2mにもなる様だが、この辺りでは70cm程度)と言う事も有り、卵も結構な大きさ。
まず湯通しして、ネギと生姜をたっぷり入れ、甘辛く煮つけると上記HPにも紹介されている様に花が咲いたようになる。
写真を撮り忘れたが、結構大きくても300円程度で売っている。
痛風の方は、やめた方が良いかな?
とにかく美味だ。
イサキと万作の卵の魚Dayとなった。
満足満足。
6月
22
2008
大学時代の友人が、5月の初旬に腫瘍撤去の大手術。
お見舞いは、今回の上京の目的の一つで、大宮まで行った。
当分は、会社を休むものと思っていたが、6月16日から会社へ行き始めたとの事で、土曜日の訪問となった。
思っていたのより、ぜんぜん元気で安心した。
奥様の気づかれも大変だったとは思うが、すっかり元気を取り戻されていた。
アメリカ留学中のお嬢様も一時帰国していて、家族団らんにお邪魔した。
ゴールデンレトリバーが2ひきも同居していた。
おす9才、その娘3才だそうだ。
甘えん坊の2ひき。
病人の主には、まだまだ体力が付いてきてない様ではあったが、あせらず全快に向け頑張ってほしい。
夕方からは、新橋に戻り、旧友と食事をしたが、これが大当たり。
新橋の中にあっては、安く良心的価格で、刺身がとにかく美味かった。
あと、漬物盛り合わせが、かぶ、ナス、きゅうり、にんじんとありきたりの食材ではあったが、浅漬けでこれが美味。
旧友は、冷酒を飲んでいたが、これまた良心的価格と絶賛していた。
さらに、コップの下の桝も表面張力するまでの注ぎ方で、これにも感激しておった。
私には、まったく縁は無いが・・・・。
その店は、新橋のSL広場からニュー新橋ビル方向に5分程度。
土曜日と言うのに満席状態になっていた。
知る人ぞ知る人気店なのかも?
お店は、”新橋 ゆうき家”と言う店です。この店は、魚好きには、絶対お勧めです。

頼んだ刺身は、かつお、ツブ貝、メゴチ。
どれもこれも、本当に美味かった。
http://r.gnavi.co.jp/g162901/
帰りに、昨日に引き続き”ショットバーhuu”を訪問。
すると、いつもは、カウンター越しのオーナーがお客様側の席に私服で・・・・。

ひとしきり盛り上がり、右の建築関係のお客様と3人で記念撮影。
6月
17
2008
またまた、魚情報です。
今日は、鯖(サバ)です。
30cm越え。
鯖独特の背中の模様も鮮やか。
目も新鮮さをアピールしています。
これまたお安く280-

帰って、すぐに捌いて強めの塩。
数時間後に塩を洗い流し、酢、みりん、砂糖を混ぜ合わせた物で漬け込みシメサバ完成。
私は、一晩寝かせるぐらいが好きです。
うす側をはいで、中骨をピンセットと抜いて刺身包丁で平造り。

なかなかの味でした。
洒落て、庭にある”ナンテンの葉”を飾ってみました。
またまた、近海物万歳。
6月
14
2008
“スズキ”
海水魚だが、海水が混じる川の河口付近にもいる。
傍を流れる江川の河口から500m程度上流からも釣れる。
岸辺や、橋の上には、夕方から釣り人を見かける。
良く釣れるのはスズキの1,2年物のセイゴだ。
今度「釣りに行くよ」とオファーを受けている。
ちょっと楽しみ。

上の写真の”スズキ”は、魚屋さんで購入した。
30cm越えのまずまずのサイズだ。
なんと380円 安い。
身は、ちょっぴり光沢のある白身。
純粋な海水魚とはちょっと違った身のしまり方。
梅雨とは思えぬ暑さだったこともあり、氷で締めて、”あらい”にした。
ガラスの器にクラッシュアイス入れ、その上に盛り付け。
少々涼しげ。
胸の身及び中骨は、薄塩をして酒蒸し。
サラットした脂が美味い。
和紙があれば、一度”奉書焼”にして見たいのだが・・・・。
6月
07
2008
一つは、小学校時代の1級先輩のスーパーヒーローとの再開。
野球をやればピッチャー4番、走れば学校代表400mリレーのアンカー、バレーボールをやればスパーアタッカー。
田中先輩だ。
その後、江津中学校、浜田高校と私の常に1級先輩であった。
先輩が高校卒業後お会いする事は無かったが、36年ぶりに再開した。
現在市内の小学校の校長先生だそうだ。
私がプレゼンさせていただいた、その場所にいらっしゃったのだ。
先輩も覚えていてくれ、ご挨拶後しばし懐かしさに談笑。
別途、学校を訪問させていただく事とした。
その時、当ブログのコメンテータの”新聞屋の所長””三歳から同級生”のお話をすると
「もちろん覚えているよ。懐かしいなぁー。みんな頑張っているんだな。」と言っておられた。
これでまた一つ、浦島太郎状態が溶けた様な気がした。
こんな出会いがあるとUターンして良かったと思える。
もう一つは、当ブログを読んでいる方から、「白身万歳と書いているけど青物も良いですよ。」と鯵を届けていただいた。
大変嬉しいプレゼントだ。
白身万歳と書いているが、青物は駄目とは、一言も書いていない。
嫌いじゃないから、書ける訳が無い。
「福田さん。美味しく頂きました。ご馳走様でした。」

今まで、調理後は、写真を取った事が無かったが、刺身となめろう。
なめろうに大葉(しその葉)が無かったのが寂しかったですが・・・・。
ちゃんと刺身で食べたとの証拠写真です。
東京時代では、まず魚は届く事は無かった。
江津は、これが良いですね。
海に感謝です。